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内容説明
私利私欲よりも世のために商売を行い、巨財をなした林尚沃(イム・サンオク)だが、命を脅かす危機が幾度となく襲ってくる。1812年、平安道で起こった農民反乱に巻き込まれ、進退きわまるが、師匠の石崇和尚から授かった“言葉”が神通力を発揮する。秋史、阮堂の名で知られる名書家、金正喜(キム・ジョンヒ)との交友を糧に“商道”を追求したその商人哲学と知徳で、数々の苦難を乗り越えていく。
著者等紹介
崔仁浩[チェイノ]
1945年ソウル生まれ。延世大学英文科卒業。1963年に短篇作品で「韓国日報」新春文芸に入選。67年「朝鮮日報」新春文芸に入選し、文壇デビュー。その後、72年に現代文芸賞、82年李箱文学賞、99年にカトリック文学賞を受賞。現代の韓国を代表する作家
青木謙介[アオキケンスケ]
1959年11月大阪生まれ。高校卒業後、渡韓。延世大学に学ぶ。激動の80~90年代、映画を中心とした多くの韓国の文化人との交流を持ちながら過ごす。富山大学大学院東洋文化専攻中退。その後、映画の配給、テレビ番組及びビデオソフト制作、映画の翻訳、映画祭などのコーディネート等に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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