ランダムハウス講談社文庫
漱石傑作講演集

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  • サイズ 文庫判/ページ数 311p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784270101308
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

内容説明

「私の個人主義」をはじめ、文豪の人間観、文明観を余すところなく伝える講演集。激動する文明開化の明治を生き抜いた漱石が到達した、「自己本位」と「個性」を重んじる境地とは?「現代日本の開化」「道楽と職業」「模倣と独立」等、名調子の呼び声高い8本を収録したオリジナル編集版。

目次

道楽と職業
現代日本の開化
中味と形式
文芸と道徳
文芸の哲学的基礎
模倣と独立
おはなし
私の個人主義

著者等紹介

夏目漱石[ナツメソウセキ]
1867‐1916。東京生まれ。帝国大学(後の東京大学)英文科に入学。正岡子規に出会う。卒業後、東京高等師範学校、愛媛県尋常中学校、熊本県第五高等学校などで教師を勤めた。1900年から1903年まで、文部省の派遣により英国に留学。東京帝国大学の講師をつとめながら、小説の執筆を開始。1905年に発表した『吾輩は猫である』が評判を得る。1907年、朝日新聞社に入社し、小説執筆に専念する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Ryoichi Ito

1
講演6篇。テーマがみな抽象的だが,百年前の講演とは思えない。特に,「道楽と職業」は経済の基本を論じたもので非常に面白い。職業は他人が必要なことをなして対価をもらうことで生活する。その例外が科学者・哲学者・芸術家などで,道楽と言ってよい。このような人たちにとっては道楽が本職なのだから,禅僧程度の暮らしをせざるを得ない。漱石の時代から百年経って,道楽的職業につく人の数が激増したのはご同慶の至りだが,「本当に好きなことをする」と言う道楽の本道をを外れていることが多い。漱石が今生きていたらどう言うだろうか。2016/12/11

タベチャン

1
夏目漱石…遥か昔によんだ『吾輩は猫である』や『坊ちゃん』など。講演なんかもやっぱりユーモアがあって面白いのかな?と、気軽に購入した一冊でした…が、「え!夏目漱石ってこんなに学者然としていて哲学的な思想を持ってる人物だったの!?」と驚く程その内容は難解でした。8つの項目が収録されてますが美術学校で講演した「文芸の哲学的基礎」での批評を恐れぬ物言いが印象的。学術的にも一番濃い内容だった気がします。最も情熱的に語っていたのは「私の個人主義」でしょうか。文豪の若者に対するメッセージに心を震わされます。2011/07/24

1
表紙がかわいい。落語風の小話からいつの間にか本題に引き込まれる。漱石の周りに若い人達が集まっていたのが頷ける。2010/11/01

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