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内容説明
待っていてくれ―そう言って、コールは戦地へと旅立った。レイシーはその言葉を胸に、愛する幼馴染みの帰還を待ち続けた。数年後、戻ってきた彼は別人のようによそよそしくなっていた。そんな彼とレイシーは、ある事件が元で結婚せざるを得ない状況に追い込まれる。意に染まぬ結婚に、ますます心を閉ざすコール。彼の冷たい仕打ちに耐えかねたレイシーは、家を飛び出すが…。ヒロインのひたむきな愛が感動を呼ぶ傑作。
著者等紹介
パーマー,ダイアナ[パーマー,ダイアナ][Palmer,Diana]
ロマンス小説界のトップ作家。総発行部数は4000万部を超え、NYタイムズを含む各紙ベストセラーリストの常連。新聞記者を16年つとめた経験を持つ。その後45歳にして大学に入り、歴史学の学位を取り、現在も大学院で学んでいるという。ジョージア州で家族とともに暮らす
野原はるか[ノハラハルカ]
東京女子大学英米文学科卒。ノーラ・ロバーツ、バーバラ・デリンスキー、デビー・マッコーマーなどをはじめとして訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
youyou88
11
1920年代のアメリカ。レイシーは戦争に行った幼馴染の初恋の相手、コールを待ち続けていた。 戦争から帰ってきたコールは冷ややかで取り付くしまのない男に変わっていた。 レイシーはコールの閉ざされた心を再び取り戻す事ができるのか。 読み終わると心がほんわかする作品。 https://ameblo.jp/harayou1223/entry-11238219742.html2022/05/15
romance_holic
3
再販されたということで再読。彼らの子孫のお話は「よみがえる情熱」でチェック♪2017/01/16
akiyuki_1717
3
再販されると知り再読。私的には脇役のヒーロー妹のケイティーの方が好みで、ブレイクとの中年になってからのロマンスをさらなるスピンオフで出して欲しいくらいです。ヒロインは優しくて純粋ですが、ヒーローは意固地だし、男らしさを履き違えていますが、ダイアナヒーローらしく、最後はメロメロで良かった。この終盤のために序盤からの鬼畜態度に胸を痛くしながら読みすすめてしまうんだよね。でも私のストライクはブレイクです。2016/10/29
ちゃこまま
1
再読祭り。 メインカップルよりも、妹と弟の話が昼メロのよう。よくハッピーエンドになったなぁ。2016/11/20
ちゃろ
1
⭐⭐⭐牧場主コールとその妹弟ケイティ、ベンの愛と人間としての成長、家族の物語。長編。ダイアナ作品の男性はどうしてこうも揃いも揃って鈍感で女心を傷つけずにいられないのかしら?!そしてまた、ヒロイン達は、こんな男性に愛想が尽きないで優しく愛情をそそげるんでしょうか。今回は3カッブルの物語が同時進行したので、尚更、いつもよりも倍増(3倍増)そんな風に思っちゃった。脇役でケイティを救うブレイクが好み。エピローグ読んで「良かったね〜」とついつぶやき^^;。2014/08/09