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- > ランダムハウス講談社文庫
内容説明
飼い犬がお隣の庭で宝を掘りあてたら誰の物?住宅規定より多くのペットを飼うにはどうしたらいいの?―弁護士復帰のための、大事な試験まであとわずかなのにケンドラに寄せられるのは厄介な相談ごとばかり。そして、極めつけはフェレット!借家人シャーロットが違法に飼っていたフェレットが人間をかじって殺したと、警察に連れていかれてしまい…。頼まれたら断われない、しっかり者のケンドラはまたもや可愛いペットのため、ひと肌脱ぐことに。
著者等紹介
ジョンストン,リンダ・O.[ジョンストン,リンダO.][Johnston,Linda O.]
ロースクールを卒業後、弁護士として活躍する傍ら執筆を続け、ミステリ専門誌『EQMM』に数々の短篇が掲載されたほか、1988年に発表した短篇Different Drummersでロバート・L・フィッシュ賞を受賞。その後も、数多くのミステリやロマンス作品を発表。現在は執筆に専念している。キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルの愛犬レキシーを登場させた、『ペット探偵』シリーズは人気を博している
片山奈緒美[カタヤマナオミ]
藤女子大学文学部英文学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
そら@真面目にダイエット中
8
結構楽しめたけど、ちょっとガチャガチャ色々詰め込みまくってるなって感じもする。2022/02/11
あつぼう
4
前作では無実の罪で弁護士資格が一時停止になり、さらに殺人事件の容疑者にまでなってしまったケンドラ。なんとか己の力とペットの力で事件を解決して潔白を証明したのですが、今作でもケンドラは殺人事件に巻き込まれてしまいます。明快な頭脳で事件を解決していくケンドラなんですが、事件を捜査は素人なんで凄く危なっかしいです。この殺人事件と平行して展開するのが、ケンドラの天職にもなりつつあるペットシッターの仕事です。今回もユニークなペットがたくさん登場し、そして恋人でもあるジェフの元妻まで登場して、ますます先が読めないです2009/03/21
寧々子
1
タイトルにもなっている「フェレット」が被害者を齧る。。。いや、齧らされるのだけど、この設定がちょっとイヤかも。 弁護士資格停止中だけどペットが関わる揉め事を解決したり、素人探偵ながら頑張って事件を調査するケンドラは危なっかしくて見てられないけど、やっぱり気になってしまうキャラだ。2008/02/22
しろうさぎ
1
ペットに関する訴訟がこんな風に解決すればいいのに2009/01/20
ロックイ
0
愛らしい動物たちのオンパレードのおかげで、殺人事件やご近所トラブル、ジェフとの関係性でごちゃごちゃして読むのが億劫になってもおかしくないくらいだったんですが、ついつい頬が緩み、いつの間にかページが進んでいたという感じです。フェレットは容疑者というタイトルが、比喩的表現なのか、はたまたそのままの意味なのか。うまく楽しみながら読めたと思います。2016/03/05
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