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内容説明
裸で倒れている男を見下ろし、ミーガンは鼓動が速くなるのを感じていた―。男は、彼女が勤める研究所に遺伝子プロファイリングを依頼してきた人物だった。依頼を引き受けようと訪れた彼の家で、銃弾を受けて床に倒れているのを発見したのだ。男に危険なものを感じはしたが、ミーガンは彼が回復するまで看病しようと決意する。それが自分を、想像を絶する恐怖と、世にも不思議な世界へといざなうことになるとも知らず…。
著者等紹介
ヨーク，レベッカ［ヨーク，レベッカ］［Ｙｏｒｋ，Ｒｅｂｅｃｃａ］
１９９０年のデビューを皮切りに、現在まで１００作以上の作品を発表。『いにしえの月に祈りを』など多くの作品でＲＩＴＡ賞やダフネ・デュ・モーリア賞など、数々の賞を獲得している。メリーランド州コロンビア在住。ニューヨークタイムズ紙、ＵＳＡトゥディ紙、パブリッシャーズウィークリー誌のベストセラーリスト常連
佐久間伸子［サクマノブコ］
英米文学翻訳家。ロマンスを中心にさまざまな分野の翻訳を手がける（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mum0031
4
第1弾私立探偵ロスと遺伝子研究員のミーガン。ドルイドの末裔?と言うよりも、狂戦士ベルセルクのようだわ。ドルイドは祭司であり、ストーンヘイジの門番そして、白魔術や黒魔術を操れると色々言われている。一方、人狼は群れを嫌い孤高の存在である。ベルセルクのように、戦士ではあるが仲間からも孤立している。伴侶を得て、遺伝子の研究が進めば親族との和解も出来るかもです。2016/11/16
kokorika
3
ヒーローの抱えているものはとても重たく、はじめは驚き、恐れながらも、彼を愛するが故、共に歩む決断をする勇気あるヒロインがよかった。遺伝子が解明されて、生まれてくるこどもたちの未來が守られるように、二人のこれからに期待したい。2018/11/30
くまた
3
ウェアウルフ1。面白かったけど以前に読んだはずなのに全く覚えていなかった。ウェアウルフの私立探偵ロスが調査中に連続殺人犯に撃たれ衰弱しているところに彼から遺伝子調査の依頼を受けたミーガンがやって来て出会う。ロスの生い立ちやウェアウルフ呪縛？が一杯説明されていて全て納得。分かり易かった。刑事のジャックが良い人だ。流石に友人になるとは思わなかった。未知の遺伝子疾患を治療するのに「15年もある」と言えるミーガンの優秀ぶりが凄すぎる。ロスの家が楽しそうで行ってみたいな。2017/10/15
romance_holic
2
ヒーローの人狼としての苦悩が私的ツボ2009/02/13
yuri9976
2
図書館でふと手にとって読んでみたらあまりに面白くて昨夜徹夜してしまった(^^;人狼で私立探偵の超セクシーなおにいさんと、医師で遺伝子研究に従事する責任感の強いおねえさんのBoy Meets Girlストーリー。※ちょいエロ注意です（大事なので２回言うけど、ちょいエロいです(^^;;）2012/12/22
