- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > 海外文学
- > ランダムハウス講談社文庫
内容説明
双子の我が子がさらわれた。父親のアレックスはまず犯人として疑われるが、不信の視線をはね除け、単身、救出に向かう。手掛かりは双子ばかり狙った誘拐事件。だが、そのどれもが、性質を異にしている。年齢や性別が様々なのだ。ひとつの例外を除いて、どの事件も被害者は惨殺死体となって、発見されている。狂気の天才マジシャンがヴゥードゥー教の秘術を使っての殺人マジックの幕を開こうとしている。その時が刻々と来る。
著者等紹介
ケース,ジョン[ケース,ジョン][Case,John]
1997年、『創世の暗号』(角川書店刊)で衝撃的デビューをはたしたアメリカ人スリラー作家。『スペインの貴婦人』(ランダムハウス講談社刊)など、ベストセラーを連発するが、覆面作家として経歴その他明らかにされていない。国際的調査会社を経営するビジネス・マンという噂がある
池田真紀子[イケダマキコ]
英米文学翻訳家。上智大学法学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。