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内容説明
きっかけは、携帯電話に送られてきた妻の浮気現場らしき画像。しかも発信元はなぜか妻自身の携帯電話だった―。ごく普通の人生を歩んでいたマット。だが大学生のときに誤って人を殺してしまい、四年間の刑務所生活を余儀なくされる。出所後は、法律事務所でパラリーガルとしてまじめに働き、結婚もし、平凡な幸せを取り戻しつつあった。待望の子供が生まれるというころ、マットの人生はふたたび大きく狂い始めた…。
著者等紹介
コーベン,ハーラン[コーベン,ハーラン][Coben,Harlan]
米国ニュージャージー州生まれ。アマースト・カレッジを卒業後、旅行会社勤務を経て、1990年に『プレイ・デッド』で作家デビュー。’95年にスポーツ・エージェント、マイロン・ボライターが活躍する『沈黙のメッセージ』(早川書房)でアンソニー賞を受賞。一躍脚光を浴びる。その他、シェイマス賞、エドガー賞を受賞し、初のトリプル受賞作家となる
山本やよい[ヤマモトヤヨイ]
同志社大学文学部英文科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
hit4papa
39
学生時代、ちょっとしたモメ事からに殺人を犯してしまった主人公。刑期を終えた主人公は、結婚し幸福な家庭を築いていたのですが、ある日、主人公の元に妻の不倫の証拠が送り付けられてきます。主人公の過去を知り、受け入れてくれた献身的な妻の裏切り。猜疑心に苛まれる主人公は混乱の極み。ほどなくして音信不通となった妻を、主人公は探し出そうとします。よろめき系ミステリかと思いきや、そうは簡単に済みません。不倫相手と思しき男性を突き止めたとき、様々な事件がまき起きるのです。くぐっと興味をそそられながら下巻へ続きます。2018/08/25
タツ フカガワ
37
法律事務所のパラリーガル(弁護士補佐)マットは愛妻オリヴィアが妊娠し、幸せな日々を送っていた。が、彼には殺人で4年間服役した過去があった。ある日マットのもとへ妻の不倫を疑わせる映像が送られてくる。同じころ、郡検事事務所の女性刑事ローレンは修道女の不審死の捜査に乗り出していた。この物語がどこへ向かうのか上巻ではまだわからないけれど、波乱を予感させる絶妙な終わり方に興奮しつつ、いざ下巻へ。2022/10/31
キクチカ いいわけなんぞ、ござんせん
17
スピード感がすごい。下巻に行かなくては。2024/04/09
ほちょこ
17
なんだ?このまどろっこしいストーリーは。2017/08/08
ルウ
2
★42018/09/02




