内容説明
今こそ知るべき日中関係200年の歴史。日本と中国の近代史は、東アジア地域に多大なものを残している。不幸と悲劇だけではない、お互いの交流によって誕生した出来事と文化事象をもう一度見直してみる。そこにはまさに支え合う関係がある。比較文化学者が開示した日中関係の新しい歴史視点。
目次
序章 「近代東アジア文化圏」とその意味
第1章 中国で準備された日本の「近代」
第2章 「鏡」としての日・中―アイデンティティの相互形成
第3章 文化往還―支え合う想像=創造力
第4章 「満洲」と上海で展開された日本文学、文化の実践
第5章 「方法」としての中国とその挫折―戦後六〇年の中国認識
終章 日中関係、そして「東アジア文化圏」の再構築にむけて
著者等紹介
劉建輝[リュウケンキ]
1961年中国遼寧省生まれ。神戸大学大学院博士課程修了。文学博士。南開大学外国言語文学部副教授、北京大学比較文学研究所副教授を経て、国際日本文化研究センター准教授。日中比較文学・比較文化専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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