アインシュタイン―その生涯と宇宙〈上〉

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  • サイズ B6判/ページ数 428p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784270006498
  • NDC分類 289.3
  • Cコード C0023

出版社内容情報

20世紀最大の天才と言われ、世界の人々を魅了し続けるアインシュタイン。未公開資料で解き明かす彼の頭脳と心。決定版評伝!

20世紀最大の天才と言われながら、世界の人々を魅了し続けるアインシュタイン。彼の創造性がいったいどのようにして生まれたのかは、誰でも知りたいと思うだろう。
著名な伝記作家の著者は、今まで公開されなかった膨大なアインシュタインの私的書簡をはじめ、彼にまつわる数々のエピソード、彼の科学理論展開などを、時系列の中でその事実関係を徹底的に検証し、結果として、このたぐいまれな人物の生活・愛・知性を包括し、その人間性を浮かび上がらせることに成功している。アインシュタイン評伝の決定版。
上巻は、その生い立ちから幼少期のエピソード、高校大学で目立ち始めるその独創性、豊かな恋愛体験、相対性理論の発見、第1次世界大戦の影、最初の結婚からその破綻まで。

<上巻>
1.光ビームに乗って
2.少年時代1879-1896
3.チューリッヒ工科大学時代 1896-1900
4.恋人たち 1900-1904
5.奇跡の年「量子と分子」 1905
6.特殊相対性理論 1905
7.もっとも幸福な考え1906-1909
8.さまよえる教授 1909-1914
9.一般相対性理論 1911-1915
10.離婚 1916-1919
11.アインシュタインの宇宙 1916-1919

【著者紹介】
1952年生まれ。作家。ハーバード大学卒業後、オックスフォード大学の大学院に進学し、その後、ロンドンの『サンデー・タイムス』でジャーナリストの経歴をスタートさせた。そして1978年に雑誌『タイム』の編集に携わり1996年に編集長となった。2003年からはアスペン研究所の理事長兼CEO(最高経営責任者)も務めている。この研究所は1950年に設立され、さまざまな領域の専門家を集めて現代社会における課題を自由な立場で議論、時代を超越したアイデア、価値観の研究、卓越した主導者の育成を目指す非営利の研究機関である。またオバマ政権下で、ボイス・オブ・アメリカや国際放送を管轄する放送管理局の委員長を務めている。この間、伝記作家としてベンジャミン・フランクリン、ヘンリー・キッシンジャーの伝記なども書いている。

内容説明

相対性理論はどこから生まれたのか?20世紀最大の天才の創造性の秘密を明かす。伝記的にも理論的にもアインシュタイン評伝の決定版。

目次

第1章 光ビームに乗って
第2章 少年時代1879~1896
第3章 チューリッヒ工科大学時代1896~1900
第4章 恋人たち1900~1904
第5章 奇跡の年「量子と分子」1905
第6章 特殊相対性理論1905
第7章 最も幸福な考え1906~1909
第8章 さまよえる教授1909~1914
第9章 一般相対性理論1911~1915
第10章 離婚1916~1919
第11章 アインシュタインの宇宙1916~1919

著者等紹介

アイザックソン,ウォルター[アイザックソン,ウォルター][Isaacson,Walter]
1952年生まれ。作家。ワシントンDCに拠点を置くアスペン研究所の理事長兼CEO。CNNの委員長兼CEOも勤める。また米タイムズ誌では編集長を勤めた。オバマ政権下になって、大統領の要請により、ボイス・オブ・アメリカ、自由欧州放送、および他の国際放送を管轄する米政府放送管理局の委員長に任命された。伝記作家としても活躍

二間瀬敏史[フタマセトシフミ]
東北大学大学院理学研究科教授。宇宙物理学専攻

関宗蔵[セキムネゾウ]
東北大学名誉教授、天文学専攻

松田卓也[マツダタクヤ]
神戸大学名誉教授。天文学及び宇宙物理学専攻

松浦俊輔[マツウラシュンスケ]
名古屋工業大学助教授を経て翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Gotoran

11
相対性理論の生みの親、20世紀最大の物理学者、A.アインシュタインの伝記。断片的にしか知らなかった。ここまで詳細な生涯を知るのは初めて。本書(上巻)は、少年時代から40歳までの前半生。科学的な足跡をベースに私的なこと(特にミレーヴァ・マリッチとの出会い、結婚、離婚、子供)、社会的な側面も加え、超然としている中にも好奇心と情熱に象徴される人間、アインシュタインの人となりが描き出されており、非常に興味深く読めた。学生時代にペスタロッチ哲学に基づく授業を受けていること、科学と哲学を交差する本(ヒューム、↓2013/02/17

よしひろ

2
アインシュタインの理論や紆余曲折がよくわかる本。2021/07/02

まめタンク

2
2019年300冊目。相対性理論を生み出した天才アインシュタインといより、アルベルトアインシュタインとい1人の人間がどう生き、どんな人生を歩んで来たのか数式や公式ではないアインシュタインの人生。ピカソなどもそうですが、プライベートが結構適当(子供と上手く触れ合えないとか、愛人がいるとか)というのが天才らしい物語です。2019/11/29

ULTRA LUCKY SEVEN

2
おもしろーい。完全にこの人は芸術家タイプですね。2012/03/08

yooou

2
☆☆☆★★ 相対論に辿り着いたアインシュタインは正に神がかっていたと思う。アインシュタインの思索の旅を彼の人となり暮らしぶりとともに蘇らせる一冊。エディントンが日食を測定し相対論の正しさを証明したことを知ったアインシュタインは素っ気無いものだったのは意外だった。アーサ ー・I・ミラーの「ブラックホールを見つけた男」とは反応が違うようです。果たしてどちらが本当だったのかな。2012/01/29

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