サンゴバン―ガラス・テクノロジーが支えた建築のイノベーション

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  • サイズ A5判/ページ数 247p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784270005910
  • NDC分類 573.5
  • Cコード C0052

内容説明

ヴェルサイユ宮殿「鏡の間」からルーヴル美術館の「ピラミッド」まで、その350年の歴史と企業思想を、ガラスを駆使した建築技術にまつわるエピソードを、豊富な図版・資料を用いて余すところなく案内する。待望のフランス企業シリーズの第一弾。

目次

1 鏡の技術革新と新しいインテリア(コルベールの殖産興業政策と鏡の国産化;ヴェルサイユ宮殿・鏡の間;故コルベール派とルーヴォワ派の競争と統合;鏡を用いたインテリアの流行とガラス事業再編;市場の充実と近代的な工場経営の確立)
2 産業革命と万国博覧会(産業革命の時代;企業合併への道;技術革新と技術連鎖;都市生活とガラス;ガラスの大架構)
3 飛躍するガラス・テクノロジーとモダン・デザイン(技術のイノベーション;戦後のグローバル化と技術革新;ガラスの時代へ;環境時代を迎えて)

著者等紹介

三宅理一[ミヤケリイチ]
1948年、東京生まれ。1972年に東京大学工学部建築学科を卒業後、同大学院、パリ・ソルボンヌ大学大学院を経て、パリ・エコール・デ・ボザール卒業。芝浦工業大学、リエージュ大学、慶應義塾大学、パリ国立工芸院にて教鞭をとり、現在、藤女子大学教授、日仏工業技術会副会長。工学博士。建築史、地域計画を専攻。日仏学術交流の業績により、フランス政府より学術教育功労章(オフィシエ等級)を受章(2006)

中島智章[ナカシマトモアキ]
1970年、福岡生まれ。1993年に東京大学工学部建築学科卒業後、同大学院に進み、リエージュ大学留学(1998~2000)、日本学術振興会特別研究員(2001~2002)を経て、工学院大学准教授。工学博士。近世ヨーロッパ建築史を専攻。日本建築学会奨励賞受賞(2005)

前島美知子[マエジマミチコ]
1981年、東京生まれ。2003年に慶應義塾大学総合政策学部卒業後、同大学院政策・メディア研究科に進学。2005年よりパリ国立工芸院博士課程に在籍し、日仏比較による近世・近代の産業・軍事建築の研究を行う一方、産業遺産データベースづくりに従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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