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祖国と母国とフットボール―ザイニチ・サッカー・アイデンティティ

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  • サイズ B6判/ページ数 333p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784270005651
  • NDC分類 783.47
  • Cコード C0075

目次

序章 祖国と母国の対決を見つめた人々
第1章 オレのザイニチサッカーアイデンティティ―鄭大世
第2章 在日サッカーの源流をたどる旅
第3章 自分の居場所を求めて―梁勇基&李漢宰
第4章 境界線に生きる運命と歓び―安英学
第5章 国籍と夢の狭間で―朴康造&鄭容臺
第6章 サッカーに生きる―夢を追いかける人々
第7章 祖国と母国とサッカーと―李忠成
終章 ある在日コリアンの生涯―あとがきに代えて

著者等紹介

慎武宏[シンムグァン]
1971年4月16日東京都台東区生まれの在日コリアン3世。東京朝鮮第五初中級学校、東京朝鮮中高級学校を経て和光大学人文学部文学科入学。同大学卒業後、スポーツライターとして活動をはじめ、主にサッカーを中心とした韓国スポーツに関連する記事を雑誌、新聞、webなどさまざまなメディアに寄稿。韓国メディアにも寄稿しており、98年から月に1度の韓国取材を欠かさない。著書『ヒディンク・コリアの真実』で02年度ミズノ・スポーツライター賞最優秀賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さんつきくん

7
山崎豊子「二つの祖国」を思わせるようなタイトル。朝鮮半島にルーツを持ち、日本で生まれ育った在日朝鮮人フットボーラーのドキュメント。60年以上の歴史の中で在日サッカー界を開拓してきた伝説の選手達。そのDNAを受け継いで来た現代の選手達。国籍、「在日」であるが故の葛藤。3ヶ国の政治問題にそのつど翻弄され、日本では少数派となる在日朝鮮人のルーツを大事にし、生まれ育った日本への思いもまた忘れない。なによりもサッカーを愛する気持ちが伝わる一冊。2014/02/21

takao

2
ふむ2023/11/26

kimrahimovic

2
日本では80年代以前、サッカーは圧倒的に日本人より在日朝鮮人に人気が高く、実力差もかなりあった。 その時代から脈々と受け継がれてきた伝統が、安英学、鄭大世、李忠成などで花開いた。 本書は2010年だが、それ以降スターが出ていないのは気になった。 この本を読んでから、韓国代表、選手関連のニュースは慎武宏さんの記事をまず読むようになりました。2018/01/11

2
在日Jリーガーと言えば鄭大世や安英学の話題が多いので、金永基についての記事があるのがよかった。彼も北朝鮮代表に選ばれてほしい。2013/08/17

atk

2
勉強になった。これを読んだ後に、いまいま現在韓国で李君親子が人気あるというのを考え併せると、韓国代表予備召集であったあの葛藤を韓国の映画がどう処理してくるかが興味深い。それはそれとして仙台vs広島戦って先輩後輩戦なのねとか、サッカーを楽しむ視点が増えたのも面白かった。 ちなみに私はこの本の読後だったのに在日外国人献金問題の背景がニュースを聞いてすぐにはわからなかった鈍い人です。勉強します。2011/03/06

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