出版社内容情報
強欲主義に支配されたこの社会で、いま私たちは人として何を誇り、何を恥ずべきか。
米国金融業界に半世紀以上携わってきた身でありながら、常に多くの尊敬と人望を集め、利己主義へと向かう社会に警鐘を鳴らし続けてきた“ウォール街の良心”、ジョン・ボーグル。本書では、そのボーグルが約80年の人生の中で得てきた教訓の数々を、「マネー」「ビジネス」「人生」という3つの側面から語る。
内容説明
職業人として、人として―何を誇り、何を恥ずべきか。「ウォール街の良心」と称される米国金融業界随一の賢人が語る、強欲資本主義時代の生き方の処方箋。
目次
第1部 マネー(「コスト」より「価値」を;「投機」より「投資」を;「複雑さ」より「シンプルさ」を)
第2部 ビジネス(「計算」より「信頼」を;「ビジネス」より「職業人の行動」を;「販売精神」より「受託責任」を;「マネジャー」より「リーダー」を)
第3部 人生(「モノへの執着」より「責任ある関与」を;「二一世紀的価値」より「一八世紀的価値」を;「成功」より「人格」を)
「足る」ということ
あとがき―私のキャリアについての個人的メモ
著者等紹介
ボーグル,ジョン・C.[ボーグル,ジョンC.][Bogle,John C.]
バンガード・ミューチュアルファンド・グループの創業者で、ボーグル金融市場リサーチセンター所長。1974年にバンガードを設立し、1996年まで会長兼CEO、2000年までシニアチェアマン。『インスティテューショナル・インベスター』誌から、ライフタイム・アチーブメント賞を贈られた
山崎恵理子[ヤマザキエリコ]
早稲田大学第一文学部卒業。日本経済新聞社データバンク局に勤務した後、英国レディング大学でヨーロッパ・国際学研究大学院修士課程を修了。国際関係、経済分野の論文等の翻訳を手がけ、現在は英文誌の編集に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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