内容説明
本書では、18世紀以降に起こった重大金融事件の黒幕にスポットを当て、彼らの戦略目的や常套手段を分析比較しながら、彼らが将来中国に対して仕掛ける攻撃方法を予測し、中国の採るべき道を探る。
目次
ロスチャイルド家―世界一の大富豪
国際銀行家とアメリカ大統領の百年戦争
連邦準備銀行 私有中央銀行
第1次大戦と大不況―国際銀行家の“豊穣なる季節”
インフレにおける「新政」
世界を統治するエリートクラブ
“誠実な通貨”の最後の抗争
不意打ちの通貨戦争
ドルの急所と金の得意技
万世を謀る者
中国の金融改革について
アメリカ債務の自爆と世界通貨流動性の収縮
著者等紹介
宋鴻兵[ソンホンビン]
1968年中国四川省生まれ。遼寧省瀋陽市の東北大学卒。1994年米国留学、ワシントンのアメリカン大学で修士号取得。専門は情報工学と教育学。修了後、アメリカで就職、様々な経験を積む。2002‐07年、ファニーメイとフレディマックでコンサルタントを務める。2007年11月に中国に帰国、その後中国宏源証券に勤務。2008年環境財経研究院院長に就任
橋本碩也[ハシモトセキヤ]
1947年三重県生まれ。1970年日本リーダーズダイジェスト社入社、月刊誌・書籍の企画、取材、翻訳、編集に従事。1985年証券系経済研究所に転職。証券・金融アナリストとして経験を積む。その後、フリーランスとして講演、著述、翻訳を手がける
河本佳世[カワモトカヨ]
中国北京市生まれ、高校まで北京に在住。筑波大学を卒業後、三井物産株式会社で中国ビジネスを担当。現在、中国語通訳業・翻訳業の他、NHK国際放送中国語アナウンサー、サイマル・アカデミー中国語通訳者養成コース講師、大妻女子大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Ken Kuramochi
篠田圭祐
HH
独楽丸
norikatu6873