マイクロソフトでは出会えなかった天職―ぼくはこうして社会起業家になった

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  • サイズ B6判/ページ数 287p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784270002483
  • NDC分類 373
  • Cコード C0030

目次

第1部 ネパールとの出会いマイクロソフトとの別れ(「あなたはきっと、本を持って帰ってきてくれる」;ロウソクの下でアイデアが燃え上がる;すぐに帰ってこい! ほか)
第2部 ゼロからの出発(走り出したら止まらない;営業のコツ―僕はこうしてマイクロソフトに転職した;ネパールを超えて ほか)
第3部 新しいステージへ(少女を学校へ!;カンボジアの生徒;インドの民主主義 ほか)

著者等紹介

ウッド,ジョン[ウッド,ジョン][Wood,John]
ケロッグ経営大学院でMBAを取得後、数年の銀行勤務を経て、1991年にマイクロソフトに入社。30代前半で国際部門の要職に就き、オーストラリアと中国に赴任した。大中華圏の事業開発担当重役を務めていたとき、人生の針路を転換して、途上国の子供に生涯の教育という贈り物を届け貧困のサイクルを断ち切るために、手を差し伸べようと決める。1999年末にNPO「ルーム・トゥ・リード」を設立。ネパール、インド、スリランカ、カンボジア、ラオス、ベトナム、南アフリカ等で識字率向上のために活動している

矢羽野薫[ヤハノカオル]
千葉県生まれ。会社勤務を経て翻訳者に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

WATA

78
マイクロソフトの社員が、ネパールの山奥で子供たちと出会ったことをきっかけに、NGO法人「ルーム・トゥ・リード」を設立して発展途上国に学校と図書館をつくり始める話。「子供の教育から世界が変わる」「本のない子供時代なんて想像できない」「世界中の親には共通の思いがある。子供には自分よりいい人生を送らせたいという思いだ」といった著者の言葉に、強く共感した。今、読書メーターで行われている1レビューにつき1円を寄付するイベントも、全額がこのルーム・トゥ・リードに寄付されるそうです。2014/06/19

赤星琢哉

38
こんな団体があるということをはじめて知った。とても素晴らしいと思う。読書家がたくさん集まる読書メーターだからこそ何か協力していきたいと思った。2013/05/12

タックン

27
読メの推薦本をかって、積読本になっていた本です。あまりにも、大きな会社の方が、恵まれた環境からの転職をされたサクセス・ストーリーかと思い手を付けずにいました。読んでみると、どんどん引き込まれ、一気に読了してしましました。主観でしかものみれない天邪鬼な自分が嫌になるくらいいい本でした。一代で大きくなったマイクロソフトの考え方も、所々にかいてあり、その疑問を問い正すために、自分の良心から行った行動が、どんどん膨らんで、とんでもない規模の社会活動に発展していく様は圧巻でした。ご両親のやり取りも、涙をさそいました2013/09/15

maimai

26
途上国に図書館や学校をつくり教育に力を入れていこうという団体の創立者と活動の物語です。読んでいて著者の行動力に圧倒されます。「自分が正しいと思うことをしてその気持ちに正直になればよい」「最大のリスクは沢山の人があなたを説得して夢を諦めさせようとすることだ」自分の信念に基づき行動をする著者は尊敬します。また途上国の人の学習意欲の高さにも驚きました。ハングリー精神が旺盛な彼らが学びの場を手に入れることでどうなるか?発展途上国ではなくグローバル社会の中で競争していく相手と見るべきではないでしょうか。2016/06/10

高光浩二

25
NPOには金がいる。教育を届けるのも、餓死を無くすのも、資本がある人間から集めた『寄付』というお金。資本主義に疑問はあるが、資本があるから助けられる人もいる。考えさせられた…自分の普段の幸せに涙でた。2014/07/11

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