内容説明
雄々しい男性の理想像を体現した作家という固定観念を打破し、ヘミングウェイの初期と後期の作品の興味の中心が同性愛、性の役割の交換、異種混交にあったことを明らかにした画期的な研究書。
目次
1 パパを読み解く
2 母親、看護婦、悪女、娘、そして悪魔(母、看護婦、娼婦;ふしだらな女、乙女、そして成人女性 ほか)
3 変容と部族的本能(変容;部族的本能)
4 闘牛、睾丸、そして同性愛の男
著者等紹介
日下洋右[クサカヨウスケ]
北海道に生まれる。1971年東京教育大学大学院修士課程修了。鳥取大学、信州大学を経て、現在群馬県立女子大学文学部教授
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