内容説明
学校文法では語られなかった「分詞構文の非―常識」や原曲発見による「仰げば尊し」足掛け3世紀の謎の解明など、ことばに関する真実と謎を追い求めた論考14編。
目次
言語学・英語学(分詞構文に関する非―常識;二重目的語構文の受動文―今とむかし ほか)
言語習得論(子どものことばから大人の文法が見える!―日本語の主語の格助詞に注目して;誤りを楽しむ第二言語習得論)
コミュニケーション論(豊かな心でことばを使う―「感情」を抑えつけないコミュニケーション;「正しい」英語とはなにか?―「リンガ・フランカとしての英語(ELF)」からのアプローチ)
文学(小説からみたヨーロッパの温泉―古代から現代に続く「癒し」を探る;マンスフィールドが描くニュージーランドの女性像―性別分業へのまなざし)
英語教育学(やる気を起こすために必要なこと―「興味」と「自律性」を高める授業を考える;「仰げば尊し」の謎―原曲のルーツを探る)
著者等紹介
小笠原真司[オガサワラシンジ]
長崎大学言語教育研究センター教授。英語教育学、言語文化教育学
廣江顕[ヒロエアキラ]
長崎大学言語教育研究センター教授。英語学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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