内容説明
目を覚ませ、日本よ!アメリカは日本と同じく、国際情勢に強いられて生まれた急ごしらえの「できちゃった」国家だった。とくに十九世紀中葉に蘭、英、仏よりかなり遅れて、経済的・軍事的に外に向かって進む近代国家として業苦をになって出発し、今はそれからの脱皮に苦しんでいる点では同じである。目先の利害にとらわれず、世界各国との平和的協調をめざして未来を展望しよう。
目次
1 東部リベラル・エリート(ベスト・アンド・ブライテスト群像;小説と映画のなかの人物たち;社会現象と歴史的事件)
2 保守派大統領・判事・伝道師(敵役か?―保守派の面々;小説と映画のなかの人物たち;社会現象と歴史的事件)
3 海外向けの顔(せわしき活動家の群れ;小説と映画のなかの人物たち;社会現象と歴史的事件)
結び アメリカはどこへ行くか
著者等紹介
赤祖父哲二[アカソフテツジ]
1932年長野県生まれ。1955年東京教育大学文学部英文科卒業。筑波大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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