内容説明
十九世紀のアメリカを、ドワイト、クーパー、ホーソーン、ソロー、パークマン、ミュア、ターナー等々に見られる「ウイルダネス」によって考察する異色のアメリカ論。
目次
使命と歴史―ティモシー・ドワイトからフレデリック・ジャクスン・ターナーへ
アメリカのヴィジョン―ティモシー・ドワイト
主題の探究―チャールズ・ブロックデン・ブラウン
西部の自然―ジェイムズ・ホールとフランシス・トロロープ
崇高美の運命―ウイリアム・カレン・ブライアントとトマス・コール
ウイルダネスの哲学者ナッティ・バンポ―ジェイムズ・フェニモア・クーパー
文明の進出―ワシントン・アーヴィング
自然とウイルダネス―ラルフ・ウォルドー・エマスン
ニューイングランドの詩人たち―ロングフェロー、ホィッティア、ホームズ、ロウェル
南部の自然とウイルダネス―ケネディ、ポー、シムズ〔ほか〕