フォークナー詩神の冷笑―前期小説群のユーモア

フォークナー詩神の冷笑―前期小説群のユーモア

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 533p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784269740129
  • NDC分類 930.28
  • Cコード C3098

内容説明

怒り、悲しみ、冷笑、疎外感、侮辱、攻撃に満ちたフォークナーの前期小説群の、ユーモアと主題の関係を体系的に解明し、併せてユーモアの文化的(社会的、歴史的、民話的)背景を考察した画期的論考。

目次

第1章 『兵士の報酬』―価値の崩壊
第2章 『蚊』―芸術の正体
第3章 『埃にまみれた軍旗』―騎士道の黄昏
第4章 『響きと怒り』―喪失の笑い
第5章 『死の床に横たわりて』―七色の真実
第6章 『サンクチュアリ』―悪魔の取引
第7章 『八月の光』―神々の祭典
第8章 『標識塔』―天空から地上へ
第9章 『アブサロム、アブサロム!』―壮大なる誇大滑稽譚

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Tonex

1
『兵士の報酬』から『アブサロム、アブサロム!』までのフォークナーの前期長編小説9作品をユーモアという観点から分析した超マニアックな本。これを読んだらフォークナーが10倍面白くなる。ただし先に小説の方を読んでないと全然面白くない。2015/08/19

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/2679127
  • ご注意事項

最近チェックした商品