内容説明
独立直後から19世紀半ばにかけてのアメリカ。大西洋の両岸を旅する3人の巡礼者たちが書き残した記録のなかに“新しい共和国”のイメージとアンチイメージを探る。
目次
プロローグ―三人の旅人たち
1 ウィリアム・コベット(エグザイルのアメリカ;避難所としてのアメリカ;移民のためのアメリカ)
2 ジェイムズ・フェニモア・クーパー(フランス便りのアメリカ;奴隷制度のアメリカ;「新帰朝者」のアメリカ)
3 チャールズ・ディケンズ(収容所としてのアメリカ;消え行くアメリカ)
著者等紹介
大井浩二[オオイコウジ]
1933年高知県生まれ。大阪外国語大学卒業、東京都立大学大学院修士課程修了。関西学院大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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