詐術としてのフィクション―デフォーとスモレット

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  • サイズ B6判/ページ数 394p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784269720947
  • NDC分類 930.28
  • Cコード C3098

内容説明

十八世紀イギリスの「異端」文学者、ダニエル・デフォーとトバイアス・スモレットのフィクションを読み、英国小説と近代国家がどのように成立したかを論じる。

目次

序 トリック、レトリック、詐術―フィクションの創成
第1部 旅立ちのトリック(トバイアス・スモレット)(「トラベリング・スコッツ」―スモレットと「ユニオン」言説を巡って;「トリック」スター―『ファゾム伯爵・ファーディナンド』;旅の弁証法―『ハンフリー・クリンカーの旅』)
第2部 フィクションのレトリック(ダニエル・デフォー)(統合者と非統合者―『コンソリデーター』;境界線上のH・F―『ペスト』;「自己参照」というレトリック―『ロクサーナ』)
第3部 フィクションの詐術(スモレットとデフォー)(メソディスト、ハンフリー・クリンカー;詐術としてのレトリック―『カーネル・ジャック』;オックスフォード英語辞典と『ロビンソン・クルーソー』)
第4部 捏造からフィクションへ(ダニエル・デフォーとJ.M.クッツェー)(「生粋」という捏造―『生粋のイングリッシュマン』;「捏造」から「フィクション」へ―産出されたフライデー;デ「フォー」と『フォー』―ポストコロニアル主体は自ら名乗りうるか)
結論

著者等紹介

服部典之[ハットリノリユキ]
1958年9月生まれ。1981年大阪大学文学部卒業。1984年大阪大学大学院文学研究科博士後期課程中途退学。現在、大阪大学大学院文学研究科准教授。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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