内容説明
ホラー、SFのルーツともいうべき英米の初期ゴシック小説の代表作13編をその源からたどる。あわせて主に70年代以降の批評の動向を概観し主要参考文献を解説紹介するゴシック小説研究格好の手引書。
目次
1 古典ゴシック小説の系譜
2 ゴシック小説批評の流れ
3 古典ゴシック小説を読む(ホレス・ウォルポール『オトラント城』;クレアラ・リーヴ『イギリスの老男爵』;ウィリアム・ベックフォード『ヴァセック』;ウィリアム・ゴドウィン『ケイレブ・ウィリアムズ』;アン・ラドクリフ『ユードルフォの謎』;アン・ラドクリフ『イタリア人』;マシュー・グレゴリー・ルイス『修道士』 ほか)