内容説明
従来よくある修辞学的例文の分類・列挙を避け、文学に表現された具体例に見られる隠喩と象徴の相違と関連性を諸学の学説を踏まえて平易に説明し、テクスト解釈の楽しさを伝える書。
目次
第1部 隠喩(隠喩・象徴の問題点とその背景;問題の文脈を形成する学の領域;隠喩の枠と焦点―隠喩とその分析)
第2部 象徴(象徴の特徴;文学における象徴―象徴とその分析;カーモード著『ロマン派イメージ』―イメージと象徴;コウルリッジの象徴観;ヤーコブソンの換喩とコウルリッジの象徴)
著者等紹介
原孝一郎[ハラコウイチロウ]
1940年生れ。東京外国語大学英米語学科卒、同大ゲルマン系言語専攻(英語学)修士。ケンブリッジ大学Visiting Scholar(1977‐78、’90‐91年)。私立武蔵高等学校教諭、成城短期大学を経て、現在成蹊大学経済学部教授
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