演劇の詩学―劇上演の構造分析

演劇の詩学―劇上演の構造分析

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  • サイズ B6判/ページ数 259p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784268004277
  • NDC分類 770
  • Cコード C3074

目次

序章 劇上演の三角形構造(演劇成立の構造;劇上演の三つの基本要素;演劇の現実性と観念性)
第1章 「観客‐俳優」の関係―劇の場(舞台の野(field)と空間(space)
劇場
劇中劇と「劇外劇」構造
観客の舞台空間意識)
第2章 「俳優‐劇人物」の関係―演技(演技の二側面;文楽の場合;動作、行為、行動;発話行為;人物の形成;俳優の現実性と人物の虚構性;演技の記号性;演技の型)
第3章 「劇人物‐観客」の関係―劇(ドラマ)(人物と筋;戯曲の上演;筋の潜在性;舞台表現のウソ;筋と筋書;筋と物語;物語と世界)
第4章 基本構造における全体的関係(二重の三角形関係;観客の時間意識;劇上演の時間空間構造;劇上演の様式;日本演劇の特性)

著者等紹介

毛利三彌[モウリミツヤ]
成城大学文芸学部教授(演劇学)、文学博士。1937年福井市生まれ。東京大学文学部美学美術史学科卒業。カリフォルニア大学(ロサンゼルス)演劇学科大学院MA修了。ノルウェー学士院会員、前国際演劇学会理事、前日本演劇学会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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観客が上演に影響与えない図式 上演ではなく「劇」か? 「もう一つの問題は、いま述べたように、私の分析視点が、三角形関係の外側におかれることである」(36-37)「享受者」(37) FLの従来の受容理論で上演とらえる主張との 距離 どちらも保持できるのか 2024/06/23

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