内容説明
アメリカというダイナミックな文化に展開する最近のフェミニズム批評を、文学批評の流れの中にたどるアンソロジー。いま、フェミニズム批評が見えてくる。
目次
序論 フェミニズム批評をさがして
第1部 フェミニズムとアメリカ(女の時間、女の空間;悩める男たちのメロドラマ)
第2部 フレンチ・コネクション(頓呼法、生命化、妊娠中絶;母親の言葉を読む)
第3部 「差異」のなかのフェミニズム(フェミニズム批評;私自身を書く;『パンサー虜囚譚』に向けるレンズ)
第4部 フェミニズム文学批評(感傷の力;再読のための地図;憎しみの情熱、失われた愛)