出版社内容情報
累計800万部突破の大ベストセラーが
待望の新装版となって登場!
いまこそ項羽と劉邦!!
真の王者の風格をもつ漢(おとこ)は誰だ
劉邦、韓の張良を借りる!
虞「まっ先に関中に入った者を王とする」
勅命に項羽・劉邦、両雄が奮い立つ!
「コミックトム」連載時、当該月号扉ページを白黒ですべて掲載!
目次:
常勝将軍/権力の亡者/馬と鹿/内憂外患/章邯降伏/東西の道/麗食其/張良を借りる/殺戮軍団/洛州の潅嬰/趙高の反乱/秦王子嬰/趙高の最期/嶢関攻防戦/咸陽入城
項羽と劉邦関連地図/戦いでたどる勇者たちの歴史(3)―反乱の拡大と秦王朝の滅亡(井波律子)/仲間を殺していく者と仲間を得ていく者
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
もくもく
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趙高が秦の内政を我が物として章邯たちの家族を処刑するに至り、章邯が項羽に降るまでで本書の前半でした。後半では楚王の配下として項羽と劉邦による東西二方向からの関中攻略戦が開始されます。「関中に先に入った者を王とする」との楚王の宣言がなされて始まる侵攻…両者の戦略の対比、(巻末解説に曰く)「仲間を殺して行く者と、仲間を得て行く者」が、丁寧に描写されています。2015/11/07
Y子
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あー酷い。2014/07/29
けむり
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再読。ついに張良が登場・・・!奪いながら進んでいく項羽と、受け入れられながら進んでいく劉邦という二人の対比がよくあらわれている巻でした。張良をはじめ有能な武将や軍師を得た劉邦が、今後どのように項羽と渡り合っていくのか楽しみです。それにしても趙高の残虐非道さは凄まじく・・・こんなに死んでよかったと思うキャラはなかなかいないです。最後の秦王となってしまった子嬰はさぞ無念だったでしょうが、最良の選択をしてくれたと思います。2013/04/10