感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
uburoi
0
ブッダの誕生編だが、手塚はシッダルタ＝ブッダが産まれる以前のエピソードから物語をはじめる。スードラの母子の悲しい運命がしばらく続くのだが、ここで登場するタッタ（シッダルタと同じような能力を持つ）と弓の名人でチャプラを打ち負かして挫折にいざなった白目の戦士バンダカもシッダルタ成長にともなってからんでくる。生い立ちも生き方も対照的なタッタがシッタルダを導くストーリーが秀逸だ。2014/04/20
こつ
0
聖お兄さんの読んで、ずーーとブッダ読んでみたい。と思っていたら、コンビニで発見！！早速購入しました。いやーすごいお話しです・・・。それに読み出したら止まらない。身分の差の話しはどんな本を読んでも心が痛いです。人間である以上けして消えることがないものなのかな～と思って仕方ないです・・。でも！やっぱり手塚先生はすごい！というのだけはよく分かる作品でした！！2011/06/22
そのじつ
0
コンビニ本。１巻はタッタに城を連れ出されたシッダールタが旅の末、「姥捨て」の老婆に出会い「こんな悲惨な人もいるのか！」と衝撃を受けるところまで。彼の驚きはそのまま、現代に生きる私たちの驚きと重なる。巻頭にカラーで４ページアニメ映画の紹介。巻末にアニメ映画を監督した森下氏のインタビューが６ページ掲載されている。表２に「手塚治虫が語る”ブッダ”について」という一文が掲載されている。作品を描くにあたって考えていた構想や最終到達点について語られていて、感心しながら読んだ。2011/06/13
ゆぃこ
0
650円2011/06/11
