出版社内容情報
?池は魔物の住処か?
妲己が演出した朝歌の惨劇! 誰が正視できようか?
目次:
土行孫の挑戦/土行孫の最期/伝説の武器「弩」/紂王の暴虐/戦闘準備整う/決戦/塁虚の陣/張奎夫婦の最期
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はる
3
いろんな武器を作るもんだなあ。2024/09/05
Hiroki Nishizumi
2
この時代にして既に巣車や馬甲、弩などよく考えていたな。そしてとうとう土行孫、嬋玉も。権力の横暴は留まるところを知らない・・・・2015/12/31
文句有蔵
2
「権力」というもの。興の赴くまま、何の罪もない人間の、骨の太さ比べの為に足を斬ったり、胎児の性別を当てるゲームの為に妊婦の腹を裂く。これが「権力」なのだと思う。これまでの残虐さは「罰」に過ぎなかったが、ここで繰り広げられるのは酒盛りの「趣向」なのだ。同じことをやりたいとはさらさら思わないが、これだけの権勢なら持ってみたい。……考えてみれば、生まれついた時からこういう立場にありながら、紂王はそれを知らなかっただけなんだろうな。聞仲大師という「良心」が亡くなってしまったことが痛かった、ということか。2014/06/15
MOTO
1
土行孫夫婦の戦死には胸が痛んだ。血を血で洗うような戦いの血にほんわり咲いた野花の様であったから。 やはり愛あってこその世。2016/04/02
北白川にゃんこ
0
土、土行孫ー!2014/01/06