出版社内容情報
たった一人の悪魔の兵器。
さすが兵法「六韜」の著者・太公望。敵の兵器を撃破。
目次:
臨潼関に迫る/太鸞戦士/蘇護父子戦死/五男余徳/持ち込まれた疫病/疫病流行/死者の日/薬草到着/反撃作戦/余家の最期/第五関門/地獄谷
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はる
3
疫病のところはお互いの駆け引きがおもしろい2024/09/05
Hiroki Nishizumi
1
蘇護堕つ、そして疫病。しかし升麻で痘瘡が簡単に治るのかね・・・・2015/12/31
文句有蔵
1
バイオテロ。かつてイギリスが、本書と同じく天然痘ウイルスを兵器としてインディアンに使っている。以来全世界で使われてきたし、日本の731石井部隊は超有名。……本の終わりに、一騎打ちで敗れた父の仇を討つ為に、学問に打ち込んで武芸に劣る息子が立ち上がるが、彼は「学問で戦う」と言う。そして言葉通り学識を武器にするのだが、この戦略を有りだとするなら石井を否定出来ない。地質学ならよくて、生物学はならぬとは思わない。化学もしかり。現実問題、核兵器より地球に優しい戦略だ。しかし。正論のはずだが釈然としない持論に当惑。2014/06/11
MOTO
0
敵を倒す為の兵器をよくまぁあれこれと考えるが、これまで来た、疫病。 皆、バタバタと死んでゆく。 特効薬を早く。2016/03/31
北白川にゃんこ
0
余家恐るべ…あれっ?2014/01/06