出版社内容情報
建威を攻め取った孔明は、三たび祁山へ進出した。対する魏では、仲達が大都督となり、孔明との直接対決に臨む。孔明にことごとく策を読まれ、打撃を受けた仲達は、守りを固めて陣から出てこなくなった。打つ手のなくなった孔明は退却すると見せかけ、魏軍の追撃を誘った。仲達が動いたと知った孔明は、魏との決戦に備え、姜維らに策を授ける。
目次:
決戦前夜/再度の挑戦/陣払い/蜀魏関ケ原/決戦/進攻問答/魏進軍/長雨/賭
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
わたー
14
★★★★★待て慌てるな。これは孔明の罠だ。横山三国志といえばコレという名言がついに飛び出した。感慨深い。2020/03/30
コウメ
11
仲達の一歩先にいく孔明2019/03/13
gtn
10
智将に従わず、スタンドプレーをすれば敗れることは必然。その例が、蜀の魏延と陳式。同志が心を一つにせず、功名を争っていては敗れることは必然。その例が、魏の曹真と司馬懿。2024/04/18
しの
8
表紙の孔明、安定の演歌歌手っぷりww そしてついにーーーー!「待て。慌てるな。これは孔明の罠だ」キターーーーーー!2017/03/06
みゃーこ
7
司馬懿の手ごわさは相手を恐れ過ぎてなんにも仕掛けてこないところだけの手ごわさ。ひともみにもみつぶしてやる~と張飛に言ってほしいほどまどろっこしい爺。何度も握りこぶしを突き上げ「こいつ~早く死ね~」と叫ぶ。孔明病で倒れる。なんか嫌な予感…孔明が死ぬところは見たくないのだが…。2012/12/03