出版社内容情報
魏延が捕らえてきた孟獲を孔明は釈放する。陣へ戻った孟獲は、瀘水の対岸に一大防塞を築く。孔明は持久戦にもちこみ、南蛮軍の補給路を断った。慌てた孟獲は董茶奴をさしむけるが、董茶奴は孔明に命を救われた恩義を感じて戦わず、百杖の罰を受ける。これを見た頭目たちは孟獲に反発、董茶奴と示しあわせて孟獲を捕らえ、孔明に差しだした。
目次:
毒河/夾山峪/百杖の罰/再釈放/夜襲/三たび放つ/音無しの構え/四度目の縄
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
わたー
19
★★★★☆まだまだ続くよ南蛮攻略。この後の北伐を思うと、孔明の大活躍を素直な気持ちで楽しめるのは貴重だったのだなと。2020/03/29
gtn
11
孔明に四度捉えられ、四度放たれた南蛮の将、孟獲。こんな恥知らずに誰も付いてこようとは思うまい。しかも、後世まで、汚名を残してしまった。2024/04/03
コウメ
9
孟獲、孔明に4度放たれる2019/03/15
みゃーこ
8
引き続き南蛮人相手に孔明の知力が冴えわたる。孔明の戦いかたは少しまどろっこしく往年の三勇士とまた違う。システマティック。2012/12/03
T66
6
孟獲、残念過ぎる、、毒河って本当にあるのかなあ。図書館本2020/04/16