出版社内容情報
玄徳は帰国途中の蜀の使者・張松を歓待した。張松は西蜀四十一州図を玄徳に贈り、帰国後主君の劉璋に玄徳救援を説得する。張松の尽力によって蜀での建国を決意した玄徳は、遠征軍を率いて蜀に入る。臣下達は宴席で劉璋を討とうと謀るが、玄徳は決断をくだせない。そのうちに漢中の張魯が蜀を攻撃、玄徳は葭萌関へ出陣する。
目次:
西蜀四十一州図/法正と孟達/進軍/剣の舞/掌中の珠/曹軍南下/日輪の夢/三つの策
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
gtn
20
儒教は質が悪い。実母が危篤との虚構の密書に騙され、劉備の妻子が国を離れようとするところ、寸前で趙雲と張飛が子のみ取り戻す。妻は当然ながら敵国の人質に。儒教の良さもある。徳には徳で返すべし。そうしなかった蜀が、劉備の逆鱗に触れてしまった。2024/03/03
わたー
12
★★★☆☆劉備が自国を手に入れるのも秒読み。ただ、相変わらず呉はちょっかいかけてくるし、蜀側も一枚岩ではなさそうで油断ならないが。2020/03/29
しの
9
あー、あの逆さまになってぶら下がるスタンプは、体を張って抗議した王累だったのかー。そして、阿斗ちゃん再度救出されました。趙雲かっこよすぎる件。2017/01/09
66 (Audible オーディブル毎日聴いてます)
7
ピリピリ真剣な剣の舞😱この辺りから話が難しくなってくる。図書館本2020/03/02
コウメ
7
孫権が曹操と互角以上の戦いをするとは2019/03/11