潮文庫<br> 人生、山あり“時々”谷あり

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潮文庫
人生、山あり“時々”谷あり

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  • サイズ 文庫判/ページ数 176p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784267024597
  • NDC分類 786.1
  • Cコード C0195

出版社内容情報

世界初の女性初のエベレスト登頂から、本年(2025年)で50年──最高峰を目指し続けた女性登山家・田部井淳子が綴った、笑いあり、涙ありの感動エッセイ! 
山頂から見る風景には、生きる喜びがつまっている――。
「世界初」の称号と三度にわたる雪崩との遭遇、突然のがん告知と余命宣告、そして、被災地の高校生たちとの富士登山……。
最高峰を目指し続けた女性登山家の生きる喜びに満ちた人生讃歌!!


【目次】

【内容】
★第Ⅰ部 人生は、山あり谷あり
★第Ⅱ部 山登りの心得帖
★第Ⅲ部 だから登山はやめられない
★第Ⅳ部 山とともに生きて
★あとがき
★文庫版あとがきに代えて 「母との約束」 田部井進也
★解説……北村節子(元・読売新聞記者 元・女子登攀クラブ)

内容説明

女性世界初のエベレスト登頂を果たした後も、国内外の最高峰・最高地点を目指し続けた登山家・田部井淳子の生きる喜びに満ちた人生讃歌。「世界初」の称号と三度にわたる雪崩との遭遇、突然のがん告知と余命宣告、そして、被災地の高校生たちとの富士登山―。女性登山家のパイオニアが綴った、笑いあり、涙ありの感動エッセイ!

目次

第1部 人生は、山あり谷あり(原動力は好奇心;人生を変えた山との出合い;山頂の“かき氷”が結んだ縁;葛藤を乗り越えて;がんが与えてくれた“贈り物”;人生の「後片付け」をしている暇はない)
第2部 山登りの心得帖(八方美人ではリーダーは務まらない;不協和音を乗り越えるリーダーシップ;還暦から始める友達づきあい;めくるめく地球の多様性)
第3部 だから登山はやめられない(年をかさねながら登山を楽しむ;山で味わう「食」の楽しみ;世界は驚きに満ちている;究極のアンチエイジング法)
第4部 山とともに生きて(シェルパたちとの命の絆;心に残る山での出会い;被災地の高校生たちと富士山へ!;まだ見ぬ風景を求めて)

著者等紹介

田部井淳子[タベイジュンコ]
登山家。1939年福島県三春町生まれ。69年「女子だけで海外遠征を」を合言葉に女子登攀クラブを設立。75年世界最高峰エベレスト8848mに女性として世界で初めて登頂。92年七大陸最高峰登頂者となる(女性世界初)。年数回海外登山に出かけ、70カ国以上の最高峰に登頂。20~40代女性のための山の会MJリンク呼びかけ人。メディアへの出演や執筆、健康山登り教室の講師、講演などを通じて山登りの楽しさを多くの人に伝えた。2016年10月逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

LaVieHeart

13
田部井さんの著書を読む度に、そのバイタリティとポジティブさに驚かされる。その原動力は持ち前の好奇心と雪崩で死にかけた経験だという。 癌との闘病中に発せられた言葉とは思えない前向きな言葉が並ぶのは、まだ見たい景色が沢山あったからなのだろう。 私も山には行くが、山でしか見れない景色を見たいからで登山は別に好きではない。それでもやはり、同じ景色でも自分の足で一歩一歩登って見た景色と文明の利器に頼って見た景色とは全く違って見える。それは田部井さんの言うところの「生きている」という事に繋がるのかもしれないと感じた。2025/09/09

なんてひだ

6
来週末上映するこんなタイミングで読了出来て暁光っす。あと田部井淳子記念館も2度行くしいつでも行けます。もう田部井さんの言葉そのもので考え方も生き方も伝わりました。もっと高嶺の花の人かと思い込んでいて全然飾り気のない山登りが好きな山に生きたのだなぁと、息子がダメだけど相当ダメだけど、チームの不穏な人間に息子人間詳しく書かない優しさもあり写真から伝わった 吉永小百合さんも好きだし、田部井淳子の偉業を見てこよう2025/10/26

かいちゅう

2
女性世界初のエベレスト登頂を果たした田部井淳子さんのエッセイ。まだまだやりたいことはあったでしょうけれど、悔いなく生き抜いた方だと感じました。2025/09/07

一彩

1
映画を観た後で読んだ。 映画はフィクション?2025/11/11

よもへ~

1
映画が公開ということで読了。 女性初のエベレスト登頂を果たされた田部井淳子さんの綴るエッセイでしたが、感想は「田部井さんって、なんて明るい方、なんてポジティブな方、なんて生命力溢れる方!」でした。文章の節々から、にじみ出ていました。先駆者はやはりこのような心の持ち主なんだな、と。2025/11/12

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