潮文庫<br> デラシネ―放浪捜査官・草野誠也の事件簿 「鏡の海」篇

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潮文庫
デラシネ―放浪捜査官・草野誠也の事件簿 「鏡の海」篇

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  • サイズ 文庫判/ページ数 288p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784267024399
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

村ミステリーの真骨頂!
元刑事と現役キャリア組の異色のコンビが誕生―!
瀬戸内の美しい海に面した村で起きた転落事故。真相の裏に隠された悲しき過去とは……。

過去のある事件をきっかけに警察官を退任した元警視庁捜査一課の草野誠也は、友人の出版エージェント社長の紹介でライターとして全国を巡る。
「日本のウユニ塩湖」と呼ばれる美しい海岸を有する香川県の小さな村で草野は、有名竹細工アーティストが不可解な転落死をしていたことを知る。
さらに、その事件を再調査するために全国の警察署査察顧問として香川を訪れていた警察庁キャリア組の白羽と再会する。白羽は、査問会で草野を退職に追いやった張本人であった。

いがみ合う草野と白羽。村に漂うよそ者を寄せ付けない不穏な空気。アーティストの事故現場に残された不可解な竹の傷。そして、転落した崖にあった謎の祠。事故か、それとも殺人か――。
刑事をやめたからできること、現役だからできること、それぞれの立場から二人は徐々に事件の真相に迫り――。

「このミス」大賞作家による待望の新シリーズ開幕!

内容説明

新米ライターとして全国を放浪する元警視庁捜査一課の草野誠也は、「日本のウユニ塩湖」と称される海岸を有する香川県千々布村で、ある芸術家が事故で転落死したことを知る。さらに、かつて草野を査問した張本人で、監察官として事故の再調査をしていた警察庁の白羽雅と再会。よそよそしかった二人だが、次第に互いの強みを生かしながら真相に迫る。

著者等紹介

梶永正史[カジナガマサシ]
1969年山口県生まれ。2014年、『警視庁捜査二課・郷間彩香 特命指揮官』で第12回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

夢追人009

192
警視庁捜査一課を辞めて新米ライターとして全国を旅する草野誠也が香川県の架空の千々布村の鏡浦に立ち寄った所、刑事廃業の契機となった因縁の相手・キヤリア組の監察部の白羽と再会し、よそ者に冷たい村人が絡んだ殺人事件に巻き込まれていく。犬猿の仲の二人が徐々に心を割って共に捜査に乗り出す展開は心安らぎましたし、主人公・草野の最後まで追及の手を緩めないど根性も気に入りましたよ。過去の歴史が絡む動機もとても勉強になって郷土色豊かな良作ミステリを堪能しました。唯草野が食べていけるのかが心配ですね。#NetGalleyJP2025/01/13

aquamarine

57
日本のウユニ塩湖と呼ばれる海岸を有する香川の小さな村にやってきた元捜査一課刑事・草野。ライターとして全国を巡ろうとしている。その地では有名竹細工アーティストが不可解な転落死を遂げていて、再調査するためにやってきたキャリアの白羽と再会するのだが…。よそ者を受け付けそうもない村で、因縁の二人が手を組み過去を追う。無理のない展開で、読みやすくさらりと読める。二人だけでなく、キッチンカーを営む春香、出版エージェントの綾子といったストーリー展開に大事な役目を負う人たちのキャラもとてもいい。今後の展開に期待したい。2025/01/19

ゆのん

54
車中泊をしながら放浪中の元刑事の主人公と、彼が警察を去る原因となったキャリアのバディ物。主人公が行き着いたのはとある村…。もう『村』というだけで私の中では不穏な雰囲気満載。余所者を嫌う閉鎖的な村人、事故死したアーティスト、お遍路さん。そして捜査の相方は全く合わないキャリアとくれば期待感は高まる。ミステリ好きの私だが、今回も途中までは拙い推理力を発揮したものの、犯罪の動機については思いもよらないもので驚いた。仲が良いとも、息が合うとも程遠い2人の会話も楽しかった。2024/12/05

さっちゃん

49
元警視庁捜査一課の草野誠也はライターとして全国を巡る。香川県の小さな村にたどり着いた草野は、移住者が山で転落死していたことを知る。よそ者を警戒する過疎の村の住人達。転落死の真相は…。/「村ミステリー」と聞いてドロドロかと思いきや、良い意味であっさりと読みやすい。火サス(古いな)好きにオススメ。春香、白羽、綾子など周辺キャラも良く、草野と白羽がどんどん良いコンビになっていくのもグッド。後半、真相には気付いたけれど最後まで楽しめた。読後感も良い。ドキハラ展開はないが、落ち着いた気持ちで読めるミステリだった。2025/01/18

fuku3

36
2025.2.22読了。放浪捜査官と云う聞き慣れない言葉。警視庁捜査一課にいた草野誠也は、ある事件で警察を終われた。昔のツテで新米ライターとして全国を放浪し記事を書くがまだ一つも書けない。香川県の千々布村で芸術家の転落事故を調べ始める。警察庁のキャリア白羽に出会う。白羽は草野を警視庁から追い出した監察官で有った。反発し合う二人だったがこの村の秘密を探る内に、二人に友情に似た絆みたいなモノが生まれる⁉︎元村長の孫の春香や東京のエージェント会社の綾子が嫌々ながら捜査協力してくれる。米軍基地問題がこんな所に!2025/02/22

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