出版社内容情報
佐藤愛子氏の青春小説が、55年の時間(とき)を経て、復刊?
令和の現代でなお一層の輝きを放つ?
内容説明
昭和44年(1969年)7月に発刊されてから55年、令和の世でなお輝きを放つ、青春小説!!落ちていたファイフ(横笛)を、ふと拾って鳴らしてみたときから、和子は大きく変わっていった。富士鼓笛隊への入隊、猛練習…和子は多くの先輩や友達を得た。そんな友からの温かい励ましに支えられ、数々の困難にも負けず、和子はたくましく成長していくのだった―。
著者等紹介
佐藤愛子[サトウアイコ]
1923(大正12)年、大阪市生まれ。甲南高女卒。小説家・佐藤紅緑を父に、詩人・サトウハチローを兄に持つ。1950(昭和25)年「文藝首都」同人となり処女作を発表。1960年「文學界」に掲載された「冬館」で文壇に認められ、1969年『戦いすんで日が暮れて』で直木賞を、1979年に『幸福の絵』で女流文学賞を受賞。佐藤家の人々の凄絶な生きかたを、ありありと描いた大河小説『血脈』で、2000(平成12)年菊池寛賞を、2015年『晩鐘』で紫式部文学賞を受賞する。ユーモラスなエッセイにもファンが多く、2016年『九十歳。何がめでたい』が大ベストセラーとなった。2017年、旭日小綬章を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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