潮文庫<br> 突破屋―警視庁捜査二課・五来太郎

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突破屋―警視庁捜査二課・五来太郎

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  • サイズ 文庫判/ページ数 460p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784267023880
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

「突破屋」の異名を持つ警視庁捜査二課第四知能犯捜査三係の五来太郎のもとに匿名のタレコミが入る。
料亭を張り込むと、国運省の官僚と建設業者との会食の場だった。
もしや国家規模の公共事業の入札情報が特定の業者に流出している可能性が――。
その後も密談を繰り返す両者だが、巧妙に隠される贈賄の証拠。
途方もなく地道な捜査の積み重ねの末についにたどり着いた、官民癒着の現場を押さえた緊迫の瞬間!これぞ、王道の警察小説!!

内容説明

「突破屋」の異名を持つ警視庁捜査二課第四知能犯捜査三係の五来太郎に匿名のタレコミが入る。捜査員とタレコミがあった料亭を張り込むと、国運省の官僚と建設業者との会食の場だった。国家規模の公共事業の入札情報が流出しているのでは―。その後も密談を繰り返す両者だが、巧妙に隠される贈賄の証拠。途方もなく地道な捜査の積み重ねの末についにたどり着いた、官民癒着の現場を押さえた緊迫の瞬間!

著者等紹介

安東能明[アンドウヨシアキ]
1956(昭和31)年静岡県生まれ。明治大学政経学部卒。94(平成6)年『死が舞い降りた』で日本推理サスペンス大賞優秀賞を受賞。2000年『鬼子母神』でホラーサスペンス大賞特別賞を受賞。2010年『撃てない警官』所収の「随監」で日本推理作家協会賞(短編部門)受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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タイ子

82
警視庁のエリート中のエリートが集まる捜査第二課。贈収賄、詐欺、横領などの知能犯罪を担当。五来太郎警部補が率いる凄腕メンバーたちの面目をかけた事件解決までの物語。500頁近い作品まるごと一つの贈収賄事件を描いてるわけだから読む方も必死。贈収賄事件が発覚して証拠固めを始めて張り込み、追跡、一つ一つの積み重ねが逮捕に繋がる。官と民の間で取り交わされる金と確約をどう崩していくのか面白いほどに展開していく。五来という男の持つ顔が今ひとつ掴めないのは続編があるのか?総じて贈収賄事件の被害者が家族というのは辛い。2023/04/26

kei302

45
薄氷を踏む思い、この言葉がしっくりくる警察もの。警視庁捜査二課第四知能犯捜査三係、扱う犯罪は贈収賄事件。地道に証拠を集め、ギリギリまで逮捕に踏み切らない。贈収賄、人にはそれぞれ事情があるものなのです…。飄々とした五来だが、女性との接し方がマズいのでは。2023/11/05

drago @棋聖戦堪能中。

23
金と女に溺れてゆく国土交通省のノンキャリ課長と、彼を利用して窮地から抜け出したい中規模ゼネコン・峯岡建設の本条本部長。 ◆2人を追い詰める警視庁捜査二課四知三係の活躍譚。五来のキャラクターが素晴らしかった。 ◆両者が取り調べで落ちるトリガーが弱かったのがやや残念ではあるが、警察小説としては秀逸な一作。 ☆☆☆☆2023/09/07

たーさん

22
詐欺・汚職などの知能犯捜査を専門とする刑事部捜査二課。汚職を専門とする知能犯捜査三係の刑事達の地道な捜査を描く警察小説。強行犯捜査の捜査一課とは違い捜査手法は公安に近い。事件を掘り起こし立件まで持ち込む過程が過酷。捜査二課の刑事って休みがほとんどない。「突破屋」の異名を持つ主役の三係統括主任の五来警部補をはじめとする三係のメンバーがチームワークで挑みます。捜査の素人の係長に邪魔されたりと苦闘が続くなか終盤の取調室のシーンがいい。刑事と被疑者の人間同士のぶつかり合いが手汗握ります。続編はあるのかな?2023/04/30

米太郎

21
・長かった…。地道な捜査過程だから仕方ないのだが。しんどいなか読み終えた。2023/12/03

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