出版社内容情報
「三国志」には、劉備、曹操、孫権、関羽、張飛、諸葛孔明などの有名な人物が登場するが、時代を動かしたのは彼らだけではない。「魏志倭人伝」に登場する卑弥呼も「三国志」の一部であることはあまり知られていないのは、日本の「三国志」が五丈原における孔明の陣没で終わってしまうから、と塚本氏は言う。「三国志」をテーマに、その時代とそれを支えた人物を、読み解く。
【目次】
第一章 三国志のドラマはいかに始まったのか
第二章 赤壁の戦いから五丈原の戦いまで
第三章 まだまだ続く、知られざる物語
第四章 三国時代から晋滅亡までの権力闘争
内容説明
三国志の後半に光を当て、未知の世界をひもとく。新たな知見、コラム満載!!
目次
第1章 三国志の波瀾万丈はいかに始まったのか?(混同されている二つの三国志;中立的に書かれた司馬遷の『史記』 ほか)
第2章 赤壁の戦いから五丈原の戦いまで(曹操軍と孫権、劉備の連合軍による赤壁の戦い;軍略と智謀で曹操軍が敗れる ほか)
第3章 まだまだ続く、知られざる物語(司馬懿が卑弥呼の使いに協力した理由;『三国志』と『後漢書』での邪馬台国の表記の違い ほか)
第4章 三国時代から晋滅亡までの権力闘争(三国志上最悪の暴君、呉の孫晧;拙速な遷都で国を疲弊させる ほか)
著者等紹介
塚本〓史[ツカモトセイシ]
作家。1949年、岡山県倉敷市生まれ。同志社大学文学部卒。96年、『霍去病』で文壇デビュー。2012年6月、『煬帝』(上・下)で「第1回歴史時代作家クラブ作品賞」受賞。14年10月、『サテライト三国志』(上・下)で「第2回野村胡堂文学賞」受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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