潮文庫<br> 読切り三国志

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潮文庫
読切り三国志

  • 井波 律子【著】
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  • 潮出版社(2022/08発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 360p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784267023545
  • NDC分類 222.043
  • Cコード C0195

出版社内容情報

1989年9月に筑摩書房より刊行され、92年10月に同社より文庫化された同名作品の新装版。
本著は金沢の「北國新聞」に1988年1月から12月までの一年間、毎日曜に計51回連載されたものがベースとなっている。
壮大な中国の歴史の中で、日本人に一番なじみの深い「三国志」に登場する絢爛豪華な英雄武将たちの生の軌跡を、
西晋の陳寿の正史「三国志」をもとに明の羅貫中の小説「三国演義」を織り交ぜながら描き出されたのが本書。

乱世をたくましく生き、戦い抜いた漢(おとこ)たちの波瀾万丈、痛快無比な生き様を、歯切れのよい名調子で語り尽くす!!!
『キーワードで読む「三国志」』『水滸縦横談』『史記・三国志英雄列伝』に続く、当社刊行の“井波中国古典文学シリーズ”の第4弾!
本文内容にあわせて図版を新たに加え、全話に掲載! ビジュアル的にもより深く広く「三国志」の世界を堪能できること必至!

【構成】

?序章 乱世の開幕 ?第一回 曹操姦雄伝説の始まり ?第二回 曹操とライバル袁紹 ?第三回 曹操のブレーン荀彧 ?第四回 曹操軍団の構成
?第五回 戦う曹操軍団 ?第六回 ?州攻防戦 ?第七回 曹操の飛躍 ?第八回 劉備、その不思議な力 ?第九回 関羽、その仁侠の論理
?第十回 曹操と呂布の対決 ?第十一回 宛城の戦い ?第十二回 苦悩する曹操 ?第十三回 官渡の戦い ?第十四回 曹操の北中国制覇
?第十五回 劉備の転変 ?第十六回 諸葛亮と「天下三分の計」?第十七回 長坂の戦い ?第十八回 孫堅の進撃 ?第十九回 江東の小覇王
?第二十回 孫策から孫権へ ?第二十一回 周瑜の闘い ?第二十二回 周瑜と張昭 ?第二十三回 魯粛と諸葛亮 ?第二十四回 孫権政権の決断
?第二十五回 赤壁の戦い(一) ?第二十六回 赤壁の戦い(二) ?第二十七回 赤壁の戦い(三) ?第二十八回 ?州争奪
?第二十九回 劉備の台頭、周瑜の退場 ?第三十回 劉備の入蜀 ?第三十一回 西涼の猛将馬超 ?第三十二回 成都入城 ?第三十三回 張遼の奮戦
?第三十四回 漢中争奪戦 ?第三十五回 波乱の?州 ?第三十六回 関羽の最期 ?第三十七回 詩人曹操 ?第三十八回 曹丕と曹植の宿命的対立
?第三十九回 劉備の報復、蜀・呉決裂 ?第四十回 白帝城の永別 ?第四十一回 魏王朝の悲劇 ?第四十二回 出師の表 ?第四十三回 諸葛亮の挑戦
?第四十四回 秋風五丈原 ?第四十五回 蜀の滅亡 ?第四十六回 司馬懿の台頭 ?第四十七回 高貴郷公の抵抗 ?第四十八回 魏の滅亡
?第四十九回 呉の混乱 ?第五十回 呉の滅亡 ?終章 『三国志』と歴史の流れ

『三国志』年表
三国分立図
あとがき
解説① ……吉川忠夫
解説② ……井上一夫

内容説明

雄大で豪壮な中国の歴史の中で、日本人に一番なじみの深い「三国志」に登場する絢爛豪華な英雄武将たちの生の軌跡を、西晋の陣寿の正史「三国志」をもとに明の羅貫中の小説「三国演義」を織り交ぜながら巧みに描き出されたのが本書。乱世をたくましく生き、戦い抜いた漢たちの波瀾万丈、痛快無比な生き様を、歯切れのよい名調子で語り尽くす。

著者等紹介

井波律子[イナミリツコ]
中国文学者。1944年‐2020年。富山県生まれ。京都大学文学部卒業後、同大学大学院博士課程修了。国際日本文化研究センター名誉教授。2007年『トリックスター群像―中国古典小説の世界』で、第10回桑原武夫学芸賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スプリント

11
久しぶりに三国志を最初から最後までストーリーを追えた。 劉備、孫権は晩年が残念だった。2022/11/06

アカツキ

8
北國新聞で1988年1月から12月まで1年間の連載に加筆修正を加えたもの。あとがきと解説によると基本的には正史だが演義を織り交ぜているとのこと。人物に重点を置いて書かれていて、あの戦いで誰がどう戦ったという話は薄い。著者は賈詡は陰険でいつも後味が悪いといって好きではない様子、賈詡好きな私としてはちょっと悲しい。主は変えているけれど自分からは裏切らない有能な謀臣だと思うし、策謀なんて引っかかった側からしたら誰がやったことでも陰険の極みだと思うんだけどな。2024/12/01

えふのらん

1
井波流三国志入門。三国志演技を順々に五十回で説明。勇壮な官渡、赤壁(もちろん長坂橋も)から末期の樊城夷陵の悲劇、哀愁漂う五丈原まで一通り押さえることができる。ただ、正史と演技の両方を訳した人というだけあって内容は多義にわたる。幕僚ひとつとっても張昭の呉での役割にけっこうな頁数を割いているし、曹丕を評価するにしても曹植との対比を忘れないなど芸が細かい。2025/05/07

f_potato_yg2

1
三国志に興味を持っていたが、これほど読みやすく、スッと歴史が頭に入ったのは、快感を覚えた。 歴史をただ綴るだけでなく、人物の性格、思い立った背景、その後の影響などを、簡潔明瞭に、瑞々しく書いている。 各話ごとに、列伝を設けているのも良い。俯瞰した、全体としての勢力図と、個々人へのスポットライトを当てる両面が際立つ、傑作でございました。 この本に出会えて、本当に良かった。2023/06/03

akiko aikawa

1
吉川英治の『三国志』は、フィクションの「三国演義」が元なんですね。この本は、正史「三国志」の方を元に書かれている。登場人物になじみがあり、しかも新しい発見があるので、とても面白く読めた。地味な印象のあった呉だが、江東の小覇王孫策が超魅力的です。そして何といっても井波律子さんの文章が、爽快、カッチョイーです。(『罪と罰』の後だから、よけいかもしれません。)「…父のツケがまわってきた娘はあわれだ。乱世の倫理は残酷である。」と、…シビレます。2023/04/29

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