内容説明
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3.11東北大震災に伴う福島原発事故をきっかけに、放射線や放射性物質についての人びとの関心はいやが上にも高まっています。このような背景を受け放射線・放射能について急遽書かれた本が巷間にあふれ、さらに、インターネットなどには事故による環境汚染や放射線の健康への影響について、玉石混淆の断片的な様々な情報が飛び交っています。 本書「放射線とつきあう時代を生きる」は、放射線の科学的基礎知識を一般の読者に正しく伝えることを目的に、医学的治療、モノづくりや農業への利用、放射線の基本知識、そして原子力エネルギーの利用に伴う事故と、その対処方法、事故時における放射線防護までをわかりやすく解説します。
目次
第 I 章 放射線はどこにどんなふうに使われているの？
一 食生活を支える
二 健康を守る
三 ものをつくる
四 ミステリーを解く
第 II 章 放射線をもっと知るために
一 放射線と放射能
二 実感のないものは怖い
第 III章 放射線は諸刃の剣といわれるが
第 IV 章 放射線から身を守るために
