潮文庫<br> 災祥

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潮文庫
災祥

  • 小島 環【著】
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • 潮出版社(2022/06発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 224p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784267023453
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

舞台の中心は中国・北京の紫禁城。泰昌元年(1620年)、皇帝の息子である朱由検(しゅ・ゆうけん)はある日、何者かに井戸へ突き落とされ生死を彷徨う。目を覚ました時、そこには見たことがない一人の女性が立っていた。しかし、初めて見るその女性は、この世の者ではないという。朱由検は、彼にしか見えず、敵か味方かもわからない謎の美女・懐允(かいいん)に次第に惹かれてゆく。
時は経ち、皇帝・崇禎帝(すうていてい)となった朱由検は政務に行き詰まっていた。弩爾哈赤(ヌルハチ)率いる後金軍からの攻撃、臣下の裏切り、国内で蔓延する疫病など、手の打ちようが無い状態が続くが、いつも心の支えとなっていたのは、懐允の存在だった。
この手で触れ、温もりを感じることの出来る妃と、触れることは出来ないが唯一心を許すことのできる懐允の狭間で揺れる恋の葛藤。刻一刻と迫りくる明代絶滅の危機。
──孤独な皇帝が最期に放った言葉は、ある女性への愛、そして民衆への愛だった。
第9回小説現代長編新人賞を受賞した新進気鋭の作家による、史実とファンタジーが織り交ざった切なくも美しい明代末期の物語。

内容説明

舞台の中心は中国・北京の紫禁城。泰昌元年(1620年)、皇帝の息子・朱由検はある日、何者かの陰謀によって井戸へ突き落とされ生死を彷徨う。暗がりで目を覚ました時、一人の女性と出会うが、この世の者ではないことを知る。朱由検は敵か味方か分からない謎の美女・懐允に次第に惹かれてゆき―。史実とファンタジーが織り交ざった切なくも美しい明代末期の物語。

著者等紹介

小島環[コジマタマキ]
1985年愛知県生まれ。愛知県立大学外国語学部中国学科卒業。2014年に「三皇の琴 天地を鳴動さす」で第9回小説現代長編新人賞を受賞。同作を改題した『小旋風の夢絃』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

27
ある日、何者かに井戸へ突き落とされ生死を彷徨った明皇帝の息子・朱由検。そこで彼にしか見えない謎の美女・懐允に出会い、次第に惹かれてゆく中華ファンタジー。兄の跡を継ぎ皇帝となった由検が、ヌルハチ率いる後金軍からの攻撃、国内で頻発する反乱や蔓延する疫病などに悩まされ、手を打つもののどうにもならない状況に行き詰まりを見せる中、いつも心の支えとなっていた懐允の存在。滅亡の危機が迫る中でどうすれば良かったのか、どこかで選択を間違えたのか、悔み続ける彼に最後まで寄り添った懐允とのやりとりがなかなか印象的な物語でした。2022/07/26

紅羽

4
舞台は中国の明王朝時代。皇帝の息子ら朱由検は何者かの陰謀で井戸に落とされ謎の美女と出会う。しかし彼女に肉体はなく、後宮の妃のように情を交わす事は出来ず、ただ幻のように彼に寄り添い支える事になる。その間にも歴史の流れは留まらず、皇帝の崩御、妃の出産、数々別れ、謎の疫病の蔓延等、様々な危機に見舞われる。ラストが切ないです。歴史書を読むように淡々と運ぶ展開はやや単調に感じましたが、一冊に一国の主の一生が凝縮された濃い作品でした。2022/07/06

やま。

0
うーん。思ってた感じの本ではなかったかな、悪くはなかったけど。彼女の存在はもっと意味がある存在かと思ってたけど、ほんとにただ居るだけだったのが···2022/08/14

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