出版社内容情報
ベストセラー『思考の整理学』の著者が贈る、“こころの散歩”と“あたまの寄り道”のススメ
本書のために書き下ろされた表題作を含む珠玉のエッセイ27編を収録!
われわれは、忘却によって、頭がよくなっている。
忘れるのを恐れるのは誤りである。
そういえば、かつては、よく忘れるのを
“健忘”といい、健忘症という言い方があった。
健という文字はダテではないような気がする。
内容説明
大ベストセラー『思考の整理学』などで知られる外山滋比古氏によるエッセイ集が、待望の文庫化。「健忘のススメ」ほか、珠玉の27編を収録。創るチカラ、ことばの旅、あたまの散歩道―「知の巨人」とも称される著者のあたまの中をのぞき見できるエッセンスが満載。
目次
第1部 創るチカラ(作る・つくる・創る;文法の創造;仮説を立てる;文章をつくる、歴史も創られる;新語をつくる;セレンディピティ;談笑の間;創作的翻訳;スポーツの発明;比喩も発明;命名の妙)
第2部 ことばの旅(訳せぬ「であろう」?;「私」の問題;段落とパラグラフ;と;象は鼻が長い;敬語の妙;言文不一致;渾然一体―言霊の幸ふ国;「文法がない」?;アイランド・フォーム―以心伝心)
第3部 あたまの散歩道(散歩老人;又寝考;ブタモ木ニノボル;健忘のススメ;自由思考;比喩の世界)
著者等紹介
外山滋比古[トヤマシゲヒコ]
1923年愛知県生まれ。英文学者、文学博士、評論家、エッセイスト。東京文理科大学英文学科卒業。同大学特別研修生修了。1951年より、雑誌「英語青年」(現・web英語青年)編集長となる。その後、東京教育大学助教授、お茶の水女子大学教授を務め、1989年、同大名誉教授。専門の英文学に始まり、思考、日本語論の分野で活躍。2020年7月逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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KAZOO
しん
あつ子🌼
hinotake0117
みーあ