潮文庫<br> 「忘れる」力

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潮文庫
「忘れる」力

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  • サイズ 文庫判/ページ数 182p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784267023415
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

ベストセラー『思考の整理学』の著者が贈る、“こころの散歩”と“あたまの寄り道”のススメ

本書のために書き下ろされた表題作を含む珠玉のエッセイ27編を収録!

われわれは、忘却によって、頭がよくなっている。
忘れるのを恐れるのは誤りである。
そういえば、かつては、よく忘れるのを
“健忘”といい、健忘症という言い方があった。
健という文字はダテではないような気がする。

内容説明

大ベストセラー『思考の整理学』などで知られる外山滋比古氏によるエッセイ集が、待望の文庫化。「健忘のススメ」ほか、珠玉の27編を収録。創るチカラ、ことばの旅、あたまの散歩道―「知の巨人」とも称される著者のあたまの中をのぞき見できるエッセンスが満載。

目次

第1部 創るチカラ(作る・つくる・創る;文法の創造;仮説を立てる;文章をつくる、歴史も創られる;新語をつくる;セレンディピティ;談笑の間;創作的翻訳;スポーツの発明;比喩も発明;命名の妙)
第2部 ことばの旅(訳せぬ「であろう」?;「私」の問題;段落とパラグラフ;と;象は鼻が長い;敬語の妙;言文不一致;渾然一体―言霊の幸ふ国;「文法がない」?;アイランド・フォーム―以心伝心)
第3部 あたまの散歩道(散歩老人;又寝考;ブタモ木ニノボル;健忘のススメ;自由思考;比喩の世界)

著者等紹介

外山滋比古[トヤマシゲヒコ]
1923年愛知県生まれ。英文学者、文学博士、評論家、エッセイスト。東京文理科大学英文学科卒業。同大学特別研修生修了。1951年より、雑誌「英語青年」(現・web英語青年)編集長となる。その後、東京教育大学助教授、お茶の水女子大学教授を務め、1989年、同大名誉教授。専門の英文学に始まり、思考、日本語論の分野で活躍。2020年7月逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

90
題名とはあまり関係のない外山さんの随筆集です。第3部の「頭の散歩道」に老人がらみのところで健忘のすすめというのが出てきます。私はこの題名がらみよりも第1部の「創るチカラ」という部所が非常に参考になりました。スポーツの発明や比喩も発明といったところで外山さんの持論などがうかがえて参考になりました。非常にいい本なのですが若干題名で損をしているのではないかと感じました。2022/07/13

しん

20
ベストセラーの『思考の整理学』は読んでませんが、何となくこの本に興味を持ち、読んでみました。「創るチカラ」、「ことばの旅」、「あたまの散歩路」の3つのパートに分けて、27編のエッセイが収録されています。特に興味深かったのは、「ことばの旅」でしょうか。日本語と英語の違いなど、なるほどと思うことが多々ありました。どのエッセイも短いものなので、ちょっとした時間に少しずつ読みました。2022/05/29

あつ子🌼

7
積ん読消化。外山センセのエッセイは読みやすくて大好き。本書も良かったです。特に第2部『ことばの旅』は出色で、出久根達郎さんの解説にあるように「外山氏が一番心を寄せていたのは、ことばだった。ことばこそ、この世のすべてなのである。ことばは人類の根元であり、生命なのである。だから大切にしなくてはいけない。外山氏はこの一言を述べるため、九十六年の生涯を賭けた」のだ。日々ことばを大切に生きようと思わされます。未読本が他にもあるので楽しみ。外山センセに手を引かれて、これから愉快なことばの旅に出ることといたします。2023/11/09

hinotake0117

3
氏の知的部分を綴ったエッセイ集。 「忘れる」効能を述べた部分もよいが個人的には日本語の魅力、特異性を述べた部分が印象的。 そもそも結論が後だからはっきりしない、と欧米人に感じさせる。 話し言葉、書き言葉の違いを尊重。 特異だからこそ大事にしたくなる。 https://t.co/2IPToZDRQt2022/08/05

みーあ

2
★4 起き抜けの頭は良い、なので昼寝がオススメということと、うまく 誉めるとヒトが伸びるというのが、心に響いた。昼寝トライしてみる?寝坊が怖いか。誉めるのはトライできそう!2022/11/21

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