内容説明
人生をより豊かに楽しむための“旅の極意”満載!NHK「ラジオ深夜便」で月1回放送中の「旅の達人 全国鉄道紀行」書籍化!!!
目次
夏のいざない(旅の準備、こころがけ;高原を走る路線、ケーブルカー ほか)
秋のまねき(ケーブルカーの話;名瀑めぐり ほか)
冬のあじわい(伊勢神宮、出雲大社;「雪国」の旅 ほか)
春のおとずれ(大分から福岡筑豊地区の旅;富士山周辺の鉄道 ほか)
著者等紹介
宮村一夫[ミヤムラカズオ]
1956年東京都生まれ。東京理科大学理学部化学科教授。工学博士。元日本分析化学会副会長、現日本化学会化学遺産委員会委員長。幼児期から小中学校時代を米国・英国で過ごす。東京大学工学部卒業。82年東京大学工学部助手。同大講師を経て、98年に東京理科大学理学部助教授、2004年から現職。15年から17年まで理学部第1部学部長を務めた。専門は錯体化学、分析化学。とくに分子配列の制御と観察を研究。通訳案内士の有資格者でもある。学生時代より鉄道の旅に目覚め、1998年にはJR全線、2011年には私鉄全線の「全線完乗」を果たす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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どぶねずみ
27
優しい文章だけで、鉄道から見える車窓や美しい景色を表現され、写真がなくても満足度が高い。廃線前に乗りに出かけたり、北海道の弾丸日帰り旅をするなど、生粋の乗り鉄であることがうかがえる。大学の先生が地方の学会に行ったときに少し行動範囲を広げるなどして続けられてきた旅のようだったが、NHKラジオ深夜便の『旅の達人』の放送は知らなかったので、早速ラジオ録音開始。ラジオで旅の話を拝聴するのも好きだ。2023/08/22
imagine
10
この春、人生で初めて「青春18きっぷ」を購入しローカル線の旅をした。限られた本数の列車で効率よく移動し、始めて降り立つ駅で無事に乗り換え、かつ車窓を楽しみ、ご当地駅弁まで味わおうとすると、なんと忙しいことか。読書も睡眠もままならず、宿についたらすぐ就寝、翌朝の始発に飛び乗る…。著者もまた、この行動様式に完全にハマっている。したがって、伝えてくる情報は所要時間、料金、日帰りの可否などの有用すぎる情報。旅情や情景といった要素はほぼ皆無だ。ラジオのコーナーを書籍化したそうだが、出張の引継ぎをされた気分。2022/04/20
竜玄葉潤
3
似たような旅をしている身からする、するっと入って楽しめた。ただ、旅慣れないテツにはつらいかも。2022/03/25
pin
3
略図が大雑把すぎてよくわからない。 写真、絵がなくイメージがわかない。 文章は下手。 旅に出た気分になり良かった。 全国を網羅してた。2022/01/04
ジュースの素
1
ラジオ深夜便の番組をほとんど聴いているので、馴染み深い。吉野アナとの突っ込みも面白い。 富士山関連、沖縄、中央西線など自分に馴染みのある線を読んだ。やはり鉄道旅には駅弁が欠かさない。 彼が毎回弁当を買うのはうなづける。2024/05/21