内容説明
「自分だけ」から「皆のために」「利他」「共助」の哲学が感染症を防ぐ。新型コロナウイルスの特性と対処法を感染症の権威が解説。
目次
第1章 感染症の歴史と微生物の誕生(感染症と闘った人類の歴史;感染症にたくましい知恵で立ち向かった人類 ほか)
第2章 感染症とその予防法(細菌とウイルスの感染症はどう違うのか;近代細菌学の祖・パスツールの功績 ほか)
第3章 感染症に打ち勝つ人間の免疫力(感染症から身体を守る「自然免疫」のしくみ;「睡眠」「栄養」「保温」が自然免疫を活性化させる ほか)
第4章 祈りと励ましが感染症を防ぐ(微生物が抗性物質に対する耐性を獲得する;多量の抗菌薬の使用が耐性菌を出現させた ほか)
著者等紹介
鈴木潤[スズキジュン]
麻布大学名誉教授。1948年東京都生まれ。東京理科大学理学部化学科卒業。医学博士(旧山梨医科大学・微生物学講座)。麻布大学教授を経て現職。細菌感染症、細菌性食中毒を主に研究。第46回日本電気泳動学会児玉賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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