潮文庫<br> 金栗四三―消えたオリンピック走者

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潮文庫
金栗四三―消えたオリンピック走者

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  • サイズ 文庫判/ページ数 317p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784267021602
  • NDC分類 782.3
  • Cコード C0195

出版社内容情報

2019 年大河ドラマ「いだてん」で中村勘九郎さんが演じることで注目を集める金栗四三のノンフィクション!2019 年大河ドラマ「いだてん」で中村勘九郎さんが演じることで注目を集める金栗四三。近代オリンピックのドラマやその後の人生を余すことなく一冊に!

「日本が初めて参加した1912 年のストックホルム五輪。
金栗は講道館の創設者・嘉納治五郎の指名で、日本からただ一人のマラソンランナーとして大会にエントリー。
しかし、異常気象による猛暑のためリタイアを余儀なくされる。現地では「消えた日本人ランナー」として注目を集めるが、金栗は失意のうちに帰国。その悔しさをバネに後進の育成にあたり、「箱根駅伝」や日本初のフルマラソン「福岡国際マラソン」などを創設。日本近代スポーツの基礎を築いた。
単行本化にあたり、ストックホルムでの取材も行い、金栗の生涯と日本のスポーツ史を活写する。

佐山和夫[サヤマカズオ]
著・文・その他

内容説明

日本人が初めて参加する国際競技大会となった1912年のストックホルム・オリンピックでマラソンに出場した金栗四三は、レースの途中で姿を消す―。現地ではそのとき何が起きたのか。その後、金栗四三は「箱根駅伝」の創設など日本のスポーツ発展に、いかにして尽力していったのか。恩師・嘉納治五郎とは…。多くの謎に包まれた金栗四三の真実に迫る。

目次

一〇〇年の時を超えて
嘉納治五郎と金栗四三
オリンピック予選会
ストックホルムへ
三島の短距離、金栗のマラソン
力尽きるまで
その後の金栗四三
駅伝
スポーツを正しく
幻の東京五輪、夢のストックホルム〔ほか〕

著者等紹介

佐山和夫[サヤマカズオ]
ノンフィクション作家。1936年8月18日、和歌山県生まれ。慶應義塾大学文学部英文学科卒業。1984年、潮賞・ノンフィクション部門、和歌山県文化奨励賞受賞、1993年、ミズノスポーツライター賞受賞、1995年、Joseph Astman Awardを日本人として初めて受賞、1998年、アメリカ野球学会(SABR) Tweed Webb賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ふたば

5
学問やスポーツで「人を育てる」という、当時の教育方針の正しさは、今となっても全く変わらないものなのだと思う。過酷な状況で臨んだ、国家の代表としての大会で、敗退してもそれをしっかり受け止めて、その後に生かしていく精神力の強さは、日本のその教育方針があってこその物だったと解る。嘉納治五郎の精神は、金栗四三をはじめとする門下の教育者の手によってさらに広がって今の日本の礎となっている、はずなのだが、最近のスポーツ界はその根本を捨ててしまったのだろうか。競技は確かに勝つことが目標だが、それだけで良いのか。2018/12/15

Shinya Fukuda

1
金栗四三は日本人として初めて参加したストックホルムオリンピックのマラソン競技で完走はできなかったが、人生というマラソンは立派に完走した。彼を救護したペトレ家の人々、ストックホルムオリンピックを誇りに思うスウェーデンの人々、興味深い話が披露されます。 2019/01/26

まきお

1
金栗四三 1912年日本人として初めてオリンピックに参加した2人の内の一人が金栗四三だった。 ストックホルム大会のマラソンに参加したのである。 2019年のNHK大河ドラマの主人公である。 なぜマラソン選手が大河ドラマに?と疑問に思って購入した。読了して納得。2020年の東京オリンピックへ向けて、今年の大河ドラマとはNHKもなかなかやるもんだ。 箱根駅伝を立ち上げた事、嘉納治五郎が校長をしていた時の東京高等師範学校の学生だった事など、話題が尽きない。 走りたくなった。2019/01/10

1048

0
昨年、大河ドラマ韋駄天を楽しく見させていただかきました。本屋でふと本書を発見したことが経緯です。金栗四三氏はオリンピックでは勝者になれませんでしたが、その人柄と情熱で長いマラソンのような人生の勝者だったのですね。 何かに敗れあるいは失望しても、決して腐ることなく生きていれば最終的には勝者となれるのだと信じて生きていくことが大切なのだと思います。2020/03/24

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