夢をあきらめなかった１３人の女の子の物語

クリントン，チェルシー【作】〈Ｃｌｉｎｔｏｎ，Ｃｈｅｌｓｅａ〉/ボイガー，アレグザンドラ【絵】〈Ｂｏｉｇｅｒ，Ａｌｅｘａｎｄｒａ〉/西田 佳子【訳】

潮出版社（2018/07発売）

• サイズ B4判／ページ数 32p／高さ 29cm
• 商品コード 9784267021442
• NDC分類 E
• Cコード C8723

出版社内容情報

今こそ、日本の女の子たちに読んでもらいたい【夢をあきらめない心】を学べる偉人伝！女性たちの活躍を紹介する書籍が、いま熱い！
そして満を持して、チェルシー・クリントンが13 人のアメリカ人女性を描いた絵本がついに登場！！
夢を持つ女の子たちに、意志を貫く勇気を教えてくれる1 冊！

◆本書に登場する13 人の女性たち◆
ハリエット・タブマン（1820 頃? 1913）／ヘレン・ケラー（1880? 1968）
クララ・レムリック（1886 ? 1982）／ネリー・ブライ（1864 ? 1922）
ヴァージニア・アプガー（1909 ? 1974）／マリア・トールチーフ（1925 ? 2013）
クローデット・コルヴィン（1939?）／ルビー・ブリッジス（1954 ?）
マーガレット・チェイス・スミス（1897 ? 1995）／サリー・ライド（1951 ? 2012）
フローレンス・グリフィス＝ジョイナー（1959 ? 1998）／オプラ・ウィンフリー（1954 ?）
ソーニャ・ソトマイヨール（1954 ?）

チェルシー・クリントン［チェルシークリントン］
著・文・その他

アレクサンドラ・ボイガー［アレクサンドラボイガー］
イラスト

内容説明

２０１７年のはじめ、エリザベス・ウォーレン上院議員は審議への参加を禁じられたものの、その圧力に真っ向から立ち向かいました。この出来事をきっかけとして、逆境に負けない女性たちを称賛しようという活動が生まれています。本書では、著者のチェルシー・クリントンが、志を曲げなかった１３人のアメリカ人女性にスポットライトを当てました。勇気を持って声をあげた女性、何を言われようと席を立たなかった女性、聴衆の心を魅了した女性―信念を曲げずに闘った女性ばかりです。アレグザンドラ・ボイガーによる生き生きとしたイラストとともに、本書は強く訴えかけてきます。

著者等紹介

クリントン，チェルシー［クリントン，チェルシー］ ［Ｃｌｉｎｔｏｎ，Ｃｈｅｌｓｅａ］
クリントン基金の副代表として、次世代のリーダーを応援する取り組みなど、さまざまな活動を担う。ニューヨーク市在住

ボイガー，アレグザンドラ［ボイガー，アレグザンドラ］ ［Ｂｏｉｇｅｒ，Ａｌｅｘａｎｄｒａ］
イラストレーターとして、これまでに２０作品以上の絵本を手がけている。ドイツのミュンヘン出身。サンフランシスコ郊外に在住

西田佳子［ニシダヨシコ］
愛知県名古屋市出身。東京外国語大学英米語学科卒業。訳書多数（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[たまきら]

この間読んだものの方がグローバルだったかな。こちらはもう少しアメリカの女の子に向けたもの。こういうの、それぞれの国で出すべきかも。ま、性差関係なく出版できるようになれば一番だけどな～。

2018/11/28

[gtn]

見下げられても、暴力を受けても、拒絶されても、彼女たちが自分の意志を貫き、負けず、あきらめず、黙らず、戦い続けたからこそ、現在地球上の人類の半数が、当たり前の生活を送る恩恵を被っている。先見の彼女たちこそ、真の”楽天家"かもしれない。

2021/05/23

[ヒラ[e-mail]]

多くの壁を乗り越えて夢を実現した女性を紹介しています。 夢をあきらめなかったからこその偉業でしょうか。 ただ、知らない方のほうが多かったので、アメリカ限定の絵本でしょうか。 １３人という数字が気にかかりましたが、「鎌倉殿の１３人」のメンバーを言えない自分としては、個別に絵本化された方が、ありがたいと思いました。

2022/08/10

[とよぽん]

所属する社会の制限や慣習に屈しないで、夢を追い続けた女の子。見開き2ページに一人の紹介と名言金言がまとめられている絵本。小中学生に。

2018/10/16

[みーなんきー]

特にストーリーはなく、夢をあきらめなかった女性１３人の紹介がされている。皆、周囲に反対されても自分を曲げない強さを持ち、困難なことに立ち向かう努力を忘れず、ひたすら自分を信じて貫いてきた人たち。どうしてこの本が出版されたのか？”「そんな大きな夢がかなうわけない」と言われても信じた道を、夢を、希望を、あきらめないで。”という著者のメッセージを読むと、涙が出そうになりました。

2020/07/16