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出版社内容情報
博覧強記の鬼才・四方田犬彦が、政治の季節からバブル崩壊に至るまでの日本人の精神構造を描ききった作品と漫画家を徹底解剖!
◆本書で「解剖」される漫画家たち◆
佐々木マキ/林 静一/岡田史子/つりたくにこ/つげ義春/滝田ゆう/楠 勝平/タイガー立石/赤瀬川原平/宮谷一彦/樋口太郎/上村一夫/池上遼一/勝又 進/永井 豪/樹村みのり/手塚治虫/バロン吉元/ビッグ錠/小山春夫/淀川さんぽ/ますむらひろし/村祖俊一/宮西計三/大島弓子/畑中 純/高橋葉介/黒田硫黄/岡崎京子
四方田犬彦[ヨモタイヌヒコ]
1953年大阪生まれ。東京大学人文系大学院博士課程修了。明治学院大学教授として長らく映画史を講じた後、現在は映画と文学を中心に批評活動に専念。研究対象は映画史、漫画論、記号学など多岐にわたる。漫画研究では、1994年に『漫画原論』を、2004年には『白土三平論』を発表。共著等も含めると著作は120冊を超える。斎藤緑雨賞、サントリー学芸賞、日本エッセイスト・クラブ賞、桑原武夫学芸賞などを受賞。
内容説明
政治の季節からバブル崩壊まで、漫画は私たちに何を訴えてきたのか。つげ義春、赤瀬川原平、永井豪、バロン吉元、ますむらひろし、大島弓子、岡崎京子…すべては1968年に始まった!
目次
杉浦茂への回帰―佐々木マキ
花と山姥―林静一
生という病い―岡田史子
なぜに陽気な胸の中―つりたくにこ
海辺の惨劇―つげ義春
見てはいけない母親―滝田ゆう
生の摩滅―楠勝平
宇宙とは遊戯である―タイガー立石
お座敷と野次馬―赤瀬川原平
自己解体を索めて―宮谷一彦〔ほか〕
著者等紹介
四方田犬彦[ヨモタイヌヒコ]
1953年大阪府箕面に生まれる。映画史・比較文化研究家。詩人。エッセイスト。東京大学で宗教学を、同大学院で比較文学を学ぶ。明治学院大学教授として長らく映画史を講じた後、現在は研究と執筆活動に専念。コロンビア大学、ボローニャ大学、清華大学、テルアヴィヴ大学などで客員教授・研究員を務める。『映画史への招待』でサントリー学芸賞。『翻訳と雑神』『日本のマラーノ文学』で桑原武夫学芸賞。『モロッコ流謫』で伊藤整文学賞。『ルイス・ブニュエル』で芸術選奨文部科学大臣賞を受ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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