出版社内容情報
中国人初、芥川賞作家が描く、初の本格的恋愛小説。現代に生きる女性を主人公に、恋愛の悩みや幸せのあり方を、等身大に描く!“失恋した傷は恋愛で癒すしかない”という周囲の気遣いで、大学時代の同級生と別れだ私゙は、次の恋人と知り合うが、仕事優先の彼の振る舞いに、別れを決意した。
同じように悩みを抱えるOLの桂子に゙身内のような愛情を感じる゙私゙は、自身の少ない恋愛経験を語る。
証券会社でお互い投資家として出会ったという“カレチ”と桂子。親子ほど年の離れた男女の恋の駆け引きが始まるーー。
楊逸[ヤンイー]
著・文・その他
内容説明
現代に生きる女性を主人公に、恋愛の悩みや幸せのあり方を、等身大に描く!芥川賞作家による初の本格的恋愛小説!!
著者等紹介
楊逸[ヤンイー]
1964年、中国ハルビン市生まれ。2008年、「時が滲む朝」で第139回芥川賞受賞。中国籍の作家として、また日本語以外の言語を母語とする作家として、史上初めての受賞となった。現在、日本大学芸術学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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