内容説明
33の地域を徹底取材。衰退と再生―命運を分けるのは何か!“地元愛”“挑戦魂”が地方創生を実現する。
目次
第1章 高山市はいかにして日本一の国際観光都市になったか
第2章 女性経営者による地方企業のイキイキ度
第3章 ここまでやる移住・定住の大作戦
第4章 日本の“形”を変える新・町づくりレシピ
第5章 地方創生時代の工場誘致の様変わり
第6章 “青い目”から学ぶ地方創生の新たな視点
第7章 東北観光の“新時代”を築けるか
第8章 インバウンド誘致を目ざしてLCCを迎える地方空港の戦略
第9章 地場産業の復活にかける
終章 「地方創生」の立脚点
著者等紹介
片山修[カタヤマオサム]
経済ジャーナリスト・経営評論家。愛知県名古屋市生まれ。2001年から2011年までの10年間、学習院女子大学客員教授を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こぺたろう
11
地方活性化を実現するためには、どうすればいいか。移住推進、インバウンド、まちづくり、企業誘致などアプローチには様々な方法があります。本書では、道半ばのものから成功事例といえる取組みまで、幅広く事例が紹介されています。当事者にしっかり取材されているし、文章の流れが良いのも相まって、なかなか面白かったです。個人的に関心の高い水産業の取組事例も幾つかありました。やっぱりポイントは情熱。地元愛。2019/03/12
*
2
やはり、香川・丸亀商店街の復活や岐阜・高山のインバウンド戦略は知名度が高い。▼ワインに人生を捧げ、先代の意志を継いで世界を「転戦」する山梨の醸造家さん、カッコよすぎる。▼ガイナーレ鳥取の「野人と漁師のツートッププロジェクト」も取り上げられていた。こういう硬い本でフェルナンジーニョやハマゾッチなどの名前を目にするとは思わなんだ(笑)。2017/08/22