講談社現代新書<br> タモリと戦後ニッポン

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講談社現代新書
タモリと戦後ニッポン

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  • サイズ 新書判/ページ数 352p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062883283
  • NDC分類 779.9
  • Cコード C0295

出版社内容情報

タモリとは「日本の戦後」そのものだった!敗戦直後に生まれた稀代の司会者の半生と戦後社会を重ね合わせて考察した、新感覚現代史。終戦直後に生まれ古希を迎えた
稀代の司会者の半生と、
敗戦から70年が経過した日本。

双方を重ね合わせることで、
あらためて戦後ニッポンの歩みを
検証・考察した、新感覚現代史!

まったくあたらしいタモリ本!

タモリとは「日本の戦後」そのものだった!

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本書はタモリの足跡を通して
戦後ニッポンの歩みを振り返るというものである。

なぜ、タモリを軸としたのか。

それはまず何より、彼が一九四五年八月二二日と
終戦のちょうど一週間後に生まれ、
その半生は戦後史と軌を一にしているからである。

(中略)本書ではもちろんタモリと場所と時間を共有した
著名人もたくさんとりあげるつもりだが、それとあわせて、
(中略)タモリとどこかですれ違っていたはずの
より多くの人たちにも目を向けたい。

そんな有名無名の人たちとタモリとの接点にこそ
時代性とやらは宿っていると思うからだ。

というわけで本書には多くの場所が登場する。

大学、ジャズ喫茶、ボウリング場、酒場、生放送のスタジオetc.……

タモリが各時代ごとにすごした場所をたどり、
そこでの人間関係をひもときながら、
戦後という時代を描き出せたらいいのだが。

まずは彼の幻の故郷ともいうべき
旧満洲を旅してみることにしよう。―「はじめに」より

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◆本書のおもな内容◆
序 章  偽郷としての満洲
第1章 坂とラジオ、そしてジャズ―祖父母に育てられて
第2章 大学紛争とダンモ研狂騒曲―森田一義から「タモリ」へ
第3章 空白の7年間―ボウリングブームのなかで
第4章 ニッポン最後の居候―タモリ出現
第5章 テレビ「お笑い」革命―芸能人と文化人のあいだで
第6章 “変節”と“不変”―フジテレビの絶頂と『笑っていいとも!』
第7章 「リスペクト・フォー・タモリ」ブーム―テレビは終わらない
終 章  タモリとニッポンの“老後”

序章  偽郷としての満洲
第1章 坂とラジオ、そしてジャズ―祖父母に育てられて
第2章 大学紛争とダンモ研狂騒曲―森田一義から「タモリ」へ
第3章 空白の7年間―ボウリングブームのなかで
第4章 ニッポン最後の居候―タモリ出現
第5章 テレビ「お笑い」革命―芸能人と文化人のあいだで
第6章 “変節”と“不変”―フジテレビの絶頂と『笑っていいとも!』
第7章 「リスペクト・フォー・タモリ」ブーム―テレビは終わらない
終章  タモリとニッポンの“老後”


近藤 正高[コンドウ マサタカ]
著・文・その他

内容説明

まったくあたらしいタモリ本!タモリとは「日本の戦後」そのものだった!終戦直後に生まれ古希を迎えた稀代の司会者の半生と、敗戦から70年が経過した日本。双方を重ね合わせることで、あらためて戦後ニッポンの歩みを検証・考察した、新感覚現代史!

目次

序章 “偽郷”としての満洲
第1章 坂とラジオ、そしてジャズ―祖父母に育てられて
第2章 大学紛争とダンモ研狂騒曲―森田一義から「タモリ」へ
第3章 空白の七年間―ボウリングブームのなかで
第4章 ニッポン最後の居候―タモリ出現
第5章 テレビ界「お笑い」革命―芸能人と文化人のあいだで
第6章 “変節”と“不変”―フジテレビの絶頂と『笑っていいとも!』
第7章 「リスペクト・フォー・タモリ」ブーム―テレビは終わらない
終章 タモリとニッポンの“老後”

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

厩戸皇子そっくりおじさん・寺

92
好みの差はあろうが、信長・秀吉・家康の人生を比べたら、秀吉の人生が一番面白いと思う。一生の中に創意工夫と偶然がある。同じようにたけし・タモリ・さんまの人生を比べたら、タモリの人生が一番面白いと思う。これはお笑いの実力とはまた別問題である。たけしやさんまの人生には自覚的な男の美学がちらついて見える(無論悪い事ではないが)。比べてタモリという人は秀吉張りのシンデレラボーイだ。本書はタモリの人生に戦後史を絡めて綴った評伝。先に沢山出たタモリ礼讚本の成果を踏まえているのが、遅れてきた本書の優位である。面白く読む。2015/12/16

あつひめ

80
夜のタモリさんの印象がほとんど無く、イグアナとかやってる変わった人〜程度しかタモリさんについて知らなかった。いいともを見るようになって頭の回転の良さ、話術などでヘェ〜と思っていた。年を重ねるごとに熟成したと言おうか、にじみ出る魅力が脂ぎってなくてそこがいいと思うのは私だけか?今は、ブラタモリでタモリさんの持つ知識を聞きながら様々な土地をテレビジョンを通して観るのが楽しみ。タモリさんは、チャンスを引き寄せてに入れられる魔法の手を持っているのかもと思わずにはいられない。2016/05/09

かっぱ

52
タモリというつかみどころのなさそうなタレント(芸人って感じじゃない)を戦後史とともに分析。最初は玄人受けするような芸で万人に受け入れられることはないと思われていたものが、アクの強さが抜けていく(本人曰く、世間が自分を受け入れたのではなく、自分が世間に取り込まれてしまった)ようにして、やがて「国民のおもちゃ」を自称するようになる。本人はおもちゃとして遊ばれて、やがて飽きられ捨てられると思っていたところ、「いいとも」などの長寿番組が生まれ、捨てられるどころか、ますます活躍の場が広がっている。2016/01/05

とも

51
長かったが面白かった。 時代とタモリの切り口で、時代背景と笑い、勉強になった。 深いことろは違う本読んでみるかな。2021/01/12

なにょう

35
★図書館本。取り寄せてでも読む価値はあったと思う。★誰もがテレビ向きではないと思ってたタモリさんがテレビの顔となるまで。時代がタモリを克服したのか、いいや、タモリが時代を克服したのだ、と自身は振り返る。p247.★バブル崩壊後は戦後最良の時代と回顧している。p270.バブルが崩壊して、今までの体制に疑問が生じた時代。硬くて重いものが高級だという志向が吹き飛ばされた時代。そして今のゆるいつながりの中で、各自が各自の自由・最善を求めるという時代へ。そういう時代に自分は成人出来たことは幸せだな。2016/02/21

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