内容説明
あなたは目をつぶって一〇〇メートルを走れますか?リオ戦士たちの「目で見ない」世界はおもしろい。
目次
第1章 視覚なしのスポーツを見る方法(空間の人工性;ゲームの条件としての「視覚なし」;目の見える人との関わり)
第2章 ブラインドサッカー―落合啓士選手・加藤健人選手の場合(ブラインドサッカーとの出合い;攻撃中は主観ショットでビジュアル化 ほか)
第3章 競泳―木村敬一選手の場合(世界レベルでも珍しい見た記憶がない水泳選手;試行錯誤して確立したパワータイプの泳ぎ ほか)
第4章 陸上競技―高田千明選手の場合(目が見えなくなったことには気づかなかった;短距離―選手と伴走者の距離はたったの一〇センチ ほか)
第5章 ゴールボール―安達阿記子選手の場合(弱視の見え方はさまざま;初めての目隠しでパニック ほか)
著者等紹介
伊藤亜紗[イトウアサ]
1979年東京都生まれ。東京工業大学リベラルアーツ研究教育院准教授。専門は美学、現代アート。もともとは生物学者を目指していたが、大学三年次に文転。2010年に東京大学大学院博士課程を単位取得のうえ退学。同年、博士号を取得(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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